耳の聞こえない女の子と会話がしたい 町の人たちがある素敵な行動に出る
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※写真はイメージ

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
小さな子どもに話しかけられたら、思わず笑顔で応えてあげたくなるものです。
アメリカ・マサチューセッツ州に住む2歳のサマンサちゃんはとても社交的な女の子。彼女は近所の人たちに会うといつもお喋りがしたくて近づいていくのだとか。
でも近所の人たちはそんなサマンサちゃんと会話を楽しむことができなかったのだそう。なぜならサマンサちゃんは耳が聞こえないのです。
彼女にとってお喋りとは手話での会話のこと。しかし残念ながら彼女と手話で話ができる人はいなかったといいます。
サマンサちゃんのためにみんなで手話を学ぼう
サマンサちゃんとお喋りがしたいのにできない…そのことを残念に感じていた町の人たちはあるアイディアを思いつきます。
それはみんなで手話を学ぶということ。
手話の講師を雇い、毎週授業をしてもらうことにしたのです。
人々は手話を学んでいる理由について、海外メディア『CBS NEWS』の取材にこう語っています。
・(サマンサちゃんに)なんて返答したらいいのか分からなかったの。彼女と話したいと思わない?
・彼女にこの地域の一員だって感じて欲しいからね。
・ただ彼女の友達になりたくて。
みなさんが口をそろえて語る理由は「ただサマンサちゃんとお喋りがしたい」。そんな町の人たちの思いを知った彼女の両親はとても感激したといいます。
またサマンサちゃんも手話の授業に参加し、町の人たちに向かって「友達」と挨拶してくれるのだとか。そんな彼女を見て、人々は喜びを感じているそうです。
自分と同じ言葉を使う『たくさんの友達』に囲まれて、サマンサちゃんはきっと幸せに成長していくことでしょう。
[文・構成/grape編集部]