園児2人が亡くなった大津の事故 記者会見の内容につるの剛士らが苦言
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2019年5月8日、滋賀の大津市で起きた悲しい交通事故。
散歩中だった保育園児たちが、自動車2台の衝突事故に巻き込まれ、園児2人の尊い命が奪われました。
同日、保育園側が記者会見を開き、園長らが声を震わせながら事故の詳細を説明。
保育園には庭がないため、琵琶湖への散歩は日常的に行われており、毎回、保育士3名が先頭・中央・最後尾について園児たちを見守れる体制をとっていました。
今回の事故は、その琵琶湖への散歩中に発生。事故が起きた際、園児と保育士は、点字ブロックよりも内側を歩くことを徹底していました。
この痛ましい事故に、多くの著名人がコメントを発表。
つるの剛士「子どもに優しくない社会に未来はない」
タレントやミュージシャンとして活躍している、つるの剛士さんは自身のTwitterで、記者たちの質問内容を暗に批判。
涙を拭いながら記者会見をする園長に寄り添う言葉をツイートしました。
また、5人の子どもをもつ親の目線から、子どもの成長についても持論を展開。
保育園や幼稚園の在りかたについてコメントし、「子どもに優しくない社会に未来はない」と指摘し、保育士に感謝の気持ちをつづりました。
尾木ママ「保育園には何の非もありません!」
教育評論家の尾木直樹さんこと尾木ママは、自身のブログで考えを述べました。
会見では、記者が散歩の危険性を指摘するような質問も。尾木ママは、幼い子どもにとっての散歩の必要性を訴えかけ、事故に巻き込まれた園児と保育士をいたわりました。
Twitterでは『保育士さんありがとう』がトレンド入り
Twitterでは『保育士さんありがとう』というハッシュタグで、保育士を励まし感謝の言葉を伝える人も多くいました。
・子どもを半分育ててもらっているのと同じで感謝しかないです。
・安心して仕事ができているのは保育士さんがいるから。
・いつも感謝と尊敬がいっぱいです。
・日常的に安全を考えていて保育園に落ち度はない!
保育園側は安全を徹底していたにも関わらず、起きてしまった悲しい事故。
今回の事故で心を痛めているのは、保育園の関係者も同じです。園長は会見中に泣き崩れ、質問の受け答えができなくなってしまったほど。
人々の励ましの声によって、苦しみが少しでもやわらぐことを願ってやみません。
[文・構成/grape編集部]