石倉三郎と吉岡里帆の意外な関係とは? 番組で披露した料理の腕前に驚き
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日本を代表する名俳優・高倉健(たかくらけん)さんに見出され、現在まで数々の人気ドラマ・映画などで高い演技力を披露している石倉三郎(いしくらさぶろう)さん。
人気作品に花を添える名バイプレイヤーとして、現在も活躍を続けています。
そんな石倉三郎さんの活動ぶりや現在についてなど、さまざまな情報をご紹介します!
石倉三郎は『たけし城』などバラエティ番組でも活躍
石倉三郎さんは、1986年から放送されたバラエティ番組『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』(TBS系)に出演した経験があります。
この番組では、総工費1億円、緑山スタジオの一画2万3000坪の敷地に作成した400坪の『たけし城』と、その周囲に数多くのアトラクションを設立。これらの難所に数多くの芸能人が挑戦する番組です。
現在は有名俳優である石倉三郎さんが、バラエティ番組に出演して体を張っていたなんて驚きですね!
石倉三郎は『相棒』にも出演!
石倉三郎さんは、水谷豊(みずたにゆたか)さんが主演を務める大ヒットドラマ『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)の映画版『相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』に出演しています。
出典:相棒-劇場版Ⅱ- スクリーンショットより
劇中で、石倉三郎さんは警視庁生活安全部長を務める三宅貞夫役を好演。ノンキャリアで警視長まで出世した経歴を持つものの、人事改革などによって事件に巻き込まれていく難しい役を演じています。
小西真奈美(こにしまなみ)さん、及川光博(おいかわみつひろ)さんなど、そうそうたる人気キャストと石倉三郎さんとの掛け合いも映画の注目ポイントの1つです。
石倉三郎と吉岡里帆の関係は?
数々のドラマで主人公を演じ、注目を集めている俳優・吉岡里帆(よしおかりほ)さんと石倉三郎さんには意外な関係があります。
吉岡里帆さんがバラエティ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演。自身が『惚れた人』として石倉三郎さんの名前を挙げたのです。
映画『つむぐもの』で共演している2人。写真は完成報告舞台あいさつでのもの
吉岡里帆さんがまだ芸能界で駆け出しだった頃、慣れない映画の撮影現場で孤立していた時に声を掛けてくれたのが石倉三郎さんだったのだそうです。
当時、石倉三郎さんは吉岡里帆さんにこう声をかけたのだとか。
石倉三郎さんのひと言で場の雰囲気が明るくなり、吉岡里帆さんはスタッフと打ち解けることができたそう。吉岡里帆さんは石倉三郎さんへの感謝の思いを明かしました。
さらに、石倉三郎さんからもらったアドバイスを金言として、今も胸に留めていることを告白。仕事面で石倉三郎さんに『惚れている』ことを明かしたのです。
どんな人に対しても分け隔てなく接し、場の雰囲気を明るくする石倉三郎さんの人間性が詰まったエピソードですね。
石倉三郎は料理上手!
石倉三郎さんは、芸能界きっての料理上手としても有名です。
石倉三郎さんの料理の腕前が知られるようになったきっかけは、2016年7月28日に放送されたバラエティ番組『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)への出演でした。
番組では数々の料理自慢ゲストたちが、スタジオで腕前を披露。石倉三郎さんは『だしじゃこの天ぷら』という、シンプルでありながら渋い一品を紹介しました。
「天ぷらに氷を入れるとカラッと揚がる」などの料理の豆知識を随所に織り込みつつ、圧倒的な手際のよさを披露しています。
※写真はイメージ
実は、石倉三郎さんの父親は板前であり、料理に関する知識は素晴らしいものを感じさせます。
料理において随所にさまざまな工夫を配するこだわりぶりも、俳優業の細かな演技力に活かされているかもしれませんね。
石倉三郎は病気を克服して今も活躍中!
石倉三郎さんは、若い頃は大のお酒好きとして有名でした。当時の酒豪ぶりを、『yomiDr.』のインタビューでも明かしています。
それによると、お酒の飲み過ぎで吐血、胃潰瘍になるなど、臓器が荒れるほどに豪快な飲み方をするのも珍しくなかったのだとか。
しかし、そんな生活を長く続けられるわけもなく、連日連夜通してお酒を飲んでいた生活が祟り、還暦を迎えて受けた人間ドックで医師から『痛風』と『糖尿病』を指摘されました。
医師から休肝日を週1、2回設けること、毎日歩くことなどを指摘され、実直に医師からいわれたことを毎日欠かさずに取り組むなど、病気と向き合うことにしたそうです。
片足に1.5kgの鉛が入った重い靴を履いて歩くなど、独自の取り組みで健康改善に取り組んでいたこともインタビューで告白。
これまで毎日飲み続けていたお酒も、1日抜いてから飲むお酒のおいしさを覚え、休肝日を作るのも苦にならなくなったそうです。
その結果、指摘を受けてから4か月後には、体重が7kgも痩せ、尿酸値と糖尿病の数値も一気に改善。
現在は痛風が再発しないように、定期的な血液検査を行いながら、お酒の量もセーブしているそう。
また、肝臓によいとされるしじみ汁を毎日飲むようになるなど、お酒との付き合い方も大きく変わったと話しています。
今後も健康に気を配りながら、長く俳優人生を続けてもらいたいですね。
石倉三郎の現在・これから
石倉三郎さんは、病気を克服した現在も舞台・ドラマを中心に精力的に活動しています。
時代劇ドラマ『小吉の女房』(NHK BS)では、誠実な勝家の用人・利平次役を演じています。舞台では、松竹特別公演舞台『蘭 〜緒方洪庵 浪華の事件帳〜』などの地方公演もこなしているのです。
『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』から芸能界の門を叩き、数多くの有名ドラマに出演。現在活躍する若手人気俳優にも気さくな性格で場を和ませる石倉三郎さん。
今後もさらに精力的に活躍してほしいですね。
石倉三郎 プロフィール
生年月日:1946年12月16日
出身地:香川県
血液型:A型
身長:170cm
所属事務所:株式会社GROW
1967年に名俳優である高倉健(たかくらけん)の紹介で、東映に入る。1972年に東映を退社し、舞台俳優に転向。その後、1980年にレオナルド熊(れおなるどくま)とコント『レオナルド』を結成し、『ゴールデンアロー賞』演劇部門を受賞。以降は数々の有名ドラマ・映画で活躍する。主な出演作に、大河ドラマ『功名が辻』(NHK)や映画『座頭市』、ドラマ『下町ロケット』(TBS系)など。現在も話題の作品に多数出演し、業界の第一線で活躍を続ける演技派俳優である。
[文・構成/grape編集部]