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うつみ宮土理は『ロンパールーム』で一躍人気者に 旦那・愛川欽也の死後、会見で語ったこととは

By - grape編集部  公開:  更新:

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ドラマからバラエティ番組まで、幅広いジャンルで活躍するうつみ宮土理(うつみみどり)さん。

その明るいキャラクターで多くの人から支持されています。

ここでは、うつみ宮土理さんのこれまでの活躍や夫・愛川欽也(あいかわきんや)さんについてなど、さまざまな情報をご紹介します。

うつみ宮土理はドラマやバラエティー番組で大活躍!

テレビを付けると、さまざまな番組で見かけるうつみ宮土理(うつみみどり)さん。

これまで、バラエティ番組『せきらら白書』(テレビ朝日系)や、『さんまのスーパーからくりTV』(TBS系)など、多くのバラエティ番組に出演しています。

さらに、ドラマ『江戸の用心棒』(日本テレビ系)や『3年B組金八先生』(TBS系)などに出演するなど、俳優としても活躍。

報道番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)にはコメンテーターとして出演し、国内外のさまざまなニュースを鋭い切り口で語っていました。

また、うつみ宮土理さんは作家としても活動しています。主な著書には、『紐育マサオ』や『晩鐘』などがあり、ドラマの原作も手掛けています。

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表舞台から裏方まで、さまざまな場所で大活躍のうつみ宮土理さん。多彩な才能で私たちをいつも楽しませてくれています。

うつみ宮土理は子供向け番組『ロンパールーム』で一躍有名に

さまざまなジャンルで活躍する、うつみ宮土理さん。実は、若い頃から芸能活動をしていた訳ではありません。

はじめは朝日新聞社へ入社し、英字雑誌『ディス・イズ・ジャパン』の編集部に勤務していました。

そんなうつみ宮土理さんが芸能界へデビューするきっかけとなったのが、子供向け番組『ロンパールーム』(日本テレビ系)への出演です。

『ロンパールーム』は、もともと『Romper Room』としてアメリカで放送されていた人気番組で、登場するキャラクターは世界各国で愛されていました。

1963年に日本で『ロンパールーム』として放送されることになり、うつみ宮土理さんはメインキャラクターとなる2代目の『みどり先生』役に抜擢されました。

うつみ宮土理さんがキャスティングされたのは、初代みどり先生役を務めた並木みどり(なみきみどり)さんの推薦。

並木みどりさんは自身のホームーページで、うつみ宮土理さんを推薦した理由について「何か、彼女は可能性を秘めた人、きっとロンパールームを成功させてくれる人と強く感じました」と語っています。

出演直後から、子供たちと楽しく話すきれいなお姉さんとして人気を集めたうつみ宮土理さん。

番組の最後にテレビの前の子供たちの名前を呼ぶシーンでは、「自分の名前を呼んでほしい」と多くの子供たちが番組に応募していました。

うつみ宮土理さんは、2012年4月18日に、「東日本大震災で親を亡くした子供たちを励ましたい」という思いから、CD『青いこいのぼりと白いカーネーション』をリリース。

そのきっかけになったのは、震災被害を受けた子供たちの日記を読んだこと。テレビ朝日の取材に対し、うつみ宮土理さんは「『ロンパールーム』のお姉さんとして子供たちに何かしたいと思った」と語り、役柄を超えて子供たちのお手伝いをしたいという強い思いを見せていました。

うつみ宮土理の旦那は愛川欽也

うつみ宮土理さんの印象的な姿といえば、夫婦2人で仲よくテレビ番組に出演していた姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

うつみ宮土理さんは、1978年に俳優の愛川欽也(あいかわきんや)さんと結婚。愛川欽也さんを『キンキン』、うつみ宮土理さんを『ケロンパ』と呼び合う姿は、理想の夫婦像として憧れた人も多いはず。

番組を通して知り合った2人は、結婚前に音楽番組『きんきんケロンパ歌謡曲』(テレビ東京系)やトーク番組『シャボン玉こんにちは』(TBS系)などで共演していました。

しかし、うつみ宮土理さんは週刊誌『女性セブン』の取材で、共演中はプライベートでの親交はなかったことを明かしています。

そんな2人は2005年に『パートナー・オブ・ザ・イヤー2005』を受賞。2009年には2人の名前を入れた劇場『キンケロ・シアター』をオープンさせています。

結婚後も、ますます仲が深まっていく姿に癒やされていた人は多いかもしれませんね。

うつみ宮土理が会見で見せた涙

夫婦での共演が多く、仲のいい姿を見せてくれたうつみ宮土理さんと愛川欽也さん。しかし、2015年4月15日、最愛の夫である愛川欽也さんが肺がんのため亡くなりました。

愛川欽也さんが亡くなった直後、うつみ宮土理さんは自宅から出ることができなかったといいます。

愛川欽也さんの死から約1か月後の2015年5月9日に、うつみ宮土理さんは『お礼の挨拶』として記者会見を行い、「亡くなったことがまだ信じられない。心の中に大きな穴が空き、今でも埋めることができない」と悲しみを語りました。

また、愛川欽也さんの最期の状況を聞かれた際には、「その質問は酷」とコメントし、涙を見せるシーンも。

そして、毎晩遺骨と共に寝ていることを明かし、「一緒に同じ天国に行ってしまいたい」と何度も思ったことを告白。「全部が幸せだった」と結婚生活を振り返り、愛する夫への思いを語りました。

うつみ宮土理には母親が2人

うつみ宮土理さんは、マンション生活情報サイト『Wendy-Net』の取材で、2人の母親について明かしています。

生みの母親はうつみ宮土理さんが10歳の頃に亡くなり、その後、母親の姉が面倒を見てくれたといいます。

うつみ宮土理さんにとって2人目となる母親はとても明るい性格で、子供たちを抱きしめて「幸せだ」と伝えてくれる素敵な女性だったそうです。

また、とても褒め上手で、成績が悪かったうつみ宮土理さんのことも「天才だから」と褒めてくれたといい、当時、暗かった性格が徐々に明るく前向きになっていったそうです。

うつみ宮土理の現在・これから

俳優や作家など、幅広いジャンルで活躍するうつみ宮土理さん。愛する愛川欽也さんの死を乗り越え、現在はラジオ番組『うつみ宮土理のおしゃべりしましょ』(ニッポン放送)に出演中です。

この番組は愛川欽也さんの逝去に伴い、いったん終了しましたが、うつみ宮土理さんの芸能活動復帰に合わせて復活。以前と変わらない軽快なおしゃべりで、リスナーの朝を明るく元気にしてくれます。

また、『キンケロ・シアター』ではコンサートや舞台などを開催し、映像作品以外にも幅広く出演しています。

多彩な才能で私たちを楽しませてくれるうつみ宮土理さんの、今後の活動も楽しみですね。

うつみ宮土理 プロフィール

生年月日:1942年10月1日
出身地:東京都
血液型:A型

子供向け番組『ロンパールーム』の2代目みどり先生役で芸能界デビュー。その後、バラエティ番組『さんまのスーパーからくりTV』(TBS系)、ドラマ『江戸の用心棒』(日本テレビ系)や『3年B組金八先生』(TBS系)などに出演。2015年4月に夫・愛川欽也(あいかわきんや)さんを亡くし、その後1年ほど芸能活動を休止。2016年より活動再開し、以前と変わらない姿でお茶の間を楽しませている。


[文・構成/grape編集部]

出典
Wendy-Netうつみ宮土理のおしゃべりしましょ

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