レディー・ガガの生い立ちってどんな感じ？　映画『アリー スター誕生』で活躍！！

歌手、そして俳優として活躍しているレディー・ガガ。高い歌唱力と新しいパフォーマンスで、男女問わず多くの人から支持されています。

そんなレディー・ガガの生い立ちや作品、新しい出演映画といったさまざまな情報をご紹介します！

レディー・ガガの生い立ちがすごい！！

レディー・ガガは、インターネットで財を成した両親の元にニューヨーク・マンハッタンで生まれます。本名はステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ。

生来才能があったレディー・ガガは、たった４歳にして楽譜を使わずピアノが演奏できるようになります。１１歳で、名門ジュリアード学院の音楽部門に合格しますが、「興味がない」と辞退。

レディー・ガガは、ニューヨークにあるお嬢様学校として知られる『聖心女子学院（the Convent of the Sacred Heart／ザ・コンバート・オブ・セイクリッド・ハート）』に進学します。

同校はセレブとして知られるヒルトン姉妹も通った学校ですが、名家の出身ではないレディー・ガガはいじめにあったそう。

いじめから逃れるように、１４歳でニューヨークのクラブで演奏を始めます。１７歳になった時には、ニューヨーク大学の芸術学部に早期入学を果たしますが、１年で辞めました。

才能が認められ、１９歳で『デフ・ジャム・レコーディングス』と契約。この時期はストリッパーとして働いたりドラッグ依存に陥ったりしたといいます。

つらい生活でしたが、レディー・ガガはブリトニー・スピアーズやビヨンセといった歌姫たちに影響され、スターになるためドラッグを止めました。

いくつかのレーベルと契約しつつ、『コンライブ・ディストリビューション』と契約。ソングライターとして楽曲を提供し続けるうちに、ボーカルとして認められてデビューに至ります。

『レディー・ガガ』という芸名は、彼女のプロデューサーが彼女をロックバンド『クイーン』のボーカル、フレディ・マーキュリーと比較したことがきっかけ。

プロデューサーがクイーンの名曲『Radio GA GA（レディオ・ガ・ガ）』が彼女のテーマ曲だとメールを送ったところ、自動修正機能によって『Lady GA GA』に。そこから、レディー・ガガとなったのです。

レディー・ガガのデビューは２００８年、アルバム『ザ・フェイム』でした。日本では翌２００９年に発売された同アルバムは、世界で５００万枚の大ヒットに。

レディー・ガガ　アルバム『ザ・フェイム』収録曲『Just Dance』

レディー・ガガは２００９年にもセカンドアルバム『ザ・モンスター』を発表。２０１０年度にはアメリカ版ビルボードにおいて『アーティスト・オブ・ザ・イヤー』に選ばれています。

レディー・ガガ　アルバム『ザ・モンスター』収録曲『Bad Romance』

レディー・ガガの３作目のアルバム『ボーン・ディス・ウェイ』は、世発売１週間で１１０万枚の販売となりました。

アルバム『ボーン・ディス・ウェイ』収録曲『Born This Way』

世界的なスターとなったレディー・ガガは、奇抜なファッションでも知られています。しかし、２０１５年のヨーロッパ競技大会開会式では、白のドレスでジョン・レノンの『イマジン』を演奏するといった一面も。

レディー・ガガによる『イマジン』の演奏については、次の記事をご覧ください。

２０１６年には、新曲『パーフェクト・イリュージョン』のMVで話題になりました。

『パーフェクト・イリュージョン』のMVについては、次の記事をご覧ください。

レディー・ガガは２０１８年にカバー曲『ユア・ソング』をデジタル配信。同曲はエルトン・ジョンの曲で、１９７０年にリリースされました。

レディー・ガガによる『ユア・ソング』

レディー・ガガ、病気にも負けず…

順調に活動を続けていたレディー・ガガですが、２０１７年に衝撃の発表が。線維筋痛症であると公表し、活動休止に入ったのです。

線維筋痛症は全身に激しい痛みが走る病で、日本にも推定２００万人もの患者がいるといわれています。

レディー・ガガは自身のツイッターで病気を告白。自分が線維筋痛症を患ったことで、「病気の認知が高まり、同じ病状の人々の助けになることを願っている」とつづりました。

また、レディー・ガガの密着ドキュメンタリー『Gaga: Five Foot Two』では、彼女が治療を受けるシーンが撮影されています。

レディー・ガガ　映画に出演！！

レディー・ガガは、２０１８年に映画『アリー スター誕生』に出演しました。同作は自信のなさから夢を諦めていたウェイトレス・アリーが有名なミュージシャンに見いだされ、スターになっていく物語。

レディー・ガガの圧倒的な歌唱力を活かしたミュージカル映画で、『アリー スター誕生』は『アカデミー賞』歌唱賞を獲得。レディー・ガガは俳優として新たな得意分野を切り開きました。

『アリー スター誕生』予告編

レディー・ガガは日本大好き！

レディー・ガガは親日家として知られています。来日した時には、エルメスの白いバーキンバックにマジックで『アイラブ　スモールモンスター　東京ラブ』と書いて話題に。

２０１１年の東日本大震災では、チャリティーコンサートに出席しました。「日本の為に祈りを」と日本語で書かれたティーカップに口紅のあとを付け、オークションに出品。

レディー・ガガは東日本大震災のためにチャリティーリストバンドを販売しました。東日本大震災への寄付はリストバンドの売り上げなどで約２億円といわれます。

日本でも人気が高く、名言を集めた単行本が発売されました。

レディー・ガガのインスタが『アート』！

レディー・ガガは世界的に人気のSNS『インスタグラム』にアカウントを開設しました。芸術大学で学んだだけあり、素晴らしい感性で表現された画像が投稿されています。

キャットメイクがゴージャス　

黒髪のガガ様

犬といっしょ

レディー・ガガの現在・これから

レディー・ガガは、アメリカ時間の２０１９年１１月１日に新作映画に出演することが発表されました。映画はイタリアの名門ブランド『グッチ』の創業者一族を巡る物語。

レディー・ガガが演じるのは、財産目当てに創業者の孫であるマウリツィオ・グッチと結婚し夫を殺したパトリツィア・レッジアーニ。『アリー スター誕生』のアリー役とは正反対で、レディー・ガガの演技に期待が集まっています。

しかし、レディー・ガガは、２０１９年１１月６日にラスベガスで行っていた公演『Lady Gaga Enigma』を病気で中止すると発表しました。

レディー・ガガの『Lady Gaga Enigma』は、公式ページによれば２０１９年の１１月に２日間、１２月に３日行われたのち、来年４月末から再開される予定となっています。

レディー・ガガは新しいイメージと素晴らしい楽曲で世界中を感動させるシンガーとなりました。病気に苦しみつつも、俳優として新たなキャリアを築き上げようとしています。これからのレディー・ガガに注目です！

レディー・ガガ　プロフィール

マンハッタンで裕福な両親の元に生まれる。１１歳で名門ジュリアード学院の音楽部門に合格したが辞退。マンハッタンにある『聖心女子学院（the Convent of the Sacred Heart／ザ・コンバート・オブ・セイクリッド・ハート）』というお嬢様学校に進むが、学校になじめず１４歳からクラブで演奏を始めた。ニューヨーク大学芸術学部に１７歳で進学後１年で辞める。ストリッパーとして働くかたわらドラッグ中毒になるが克服し、２００８年にアルバム『ザ・フェイム』でデビュー。『レディー・ガガ』の名前は、クイーンの楽曲『Radio GA GA』から。続いてアルバム『ザ・モンスター』や『ボーン・ディス・ウェイ』で世界的なシンガーとなる。２０１７年に線維筋痛症であると公表し休養に入る。翌２０１８年には俳優としてミュージカル映画『アリー スター誕生』に出演。親日家としても知られる。２０１９年にはブランド『グッチ』の創業者一族を巡った殺人事件を題材にした映画に出演が決定した。

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[文・構成／grape編集部]