深夜に山火事が発生 熟睡中の家族を助けに来たのは近所の『スーパーマン』
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
すき家で注文した『税込2190円』のメニュー 見た目に「高嶺の花」「これはたまらん」2024年12月18日、「すき家に1900日以上通ってるワイが、最近おいしかった料理を紹介します」というコメントとともにXに1枚の写真を公開したのは、『すき家』に足繁く通っているマナリス(@manarisu9475)さん。同日、マナリスさんが注文したのは、ご飯の上に牛肉ではない食材がのっているメニューでした!
2019年10月31日、アメリカ・カリフォルニア州サンバーナディーノ郡で山火事が発生しました。発生した時刻は午前1時40分頃で、乾燥した空気と強風によって火はまたたく間に燃え広がったのです。
消防隊員たちはすぐに周辺の住宅を回り、住民に避難を呼びかけます。しかし時間は深夜1時すぎ。多くの人たちは眠りについている時間です。
4人の幼い子供がいるマーシー・ザバラさんも、火災が起きた時は家族全員が眠っていたといいます。すると深夜2時すぎ、誰かが彼女の家の玄関のドアを激しく叩く音が聞こえたのです。
その様子を防犯カメラがとらえていました。
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「ヘンリー!起きろ!火事だ!早く逃げるんだ!」
やってきたのはスーパーマン…ではなくてスーパーマンのTシャツを着た男性。
ポール・ピーターソンさんというこの男性はマーシーさん宅の隣人で、彼女たち家族がまだ避難をしていないことに気付き、慌てて起こしに来たのです。
この時、彼女の家からは近隣の住宅のすぐ裏で激しく燃える炎が見えていました。
ポールさんのおかげでマーシーさんたちは無事に避難することができて、自宅も被害に遭わずに済んだそうです。
海外メディア『Inside Edition』によると、この数日後にマーシーさんたちはポールさんに会ってお礼をいうことができたのだとか。
彼女は涙を浮かべながら「この思いは言葉にできません」と感謝の思いを伝えたということです。
自宅や近所で火災が発生した場合、何よりも早く安全な場所へ逃げることが命を守るカギとなります。
しかし真夜中に「今すぐ逃げて!」といわれたら、多くの人は冷静ではいられないはずです。そんな状況で、隣人の安全が気になって起こしに行ったポールさんはまさにスーパーマンといえるでしょう。
マーシーさんたち家族全員が無事で本当によかったですね。
[文・構成/grape編集部]