黒柳徹子が『思い出話』を投稿 「さらっと史上の人物が出てくる」と仰天する人が続出 By - grape編集部 公開:2020-05-12 更新:2020-05-12 三島由紀夫黒柳徹子 Share Post LINE はてな コメント 新型コロナウイルス感染症のまん延により外出自粛が呼び掛けられ、大半の人は自宅で過ごす時間が増えています。 芸能人も例外ではなく、その中には家での過ごし方を発信している人たちも。 タレントやユニセフ親善大使などマルチに活躍している黒柳徹子さんも、自宅で過ごしている姿をInstagramで公開。2020年5月11日には、驚きの著名人との思い出話を投稿して人々を驚かせました。 森茉莉の自宅に寄った黒柳徹子 自粛生活の間、自宅で運動や動画観賞、読書などをしているという黒柳さん。 今は森茉莉(もり・まり)さんの著書『贅沢貧乏』を読んでいるといい、書籍を手にしながら、森さんの印象を動画で語りました。 森さんといえば、文豪・森鴎外の長女で、日本の『ボーイズラブ小説』の先駆者! 「森さんと仲がよかった」という黒柳さんは、動画の投稿とともに、コメントで森さんとの思い出の詳細をつづりました。 View this post on Instagram A post shared by Tetsuko Kuroyanagi (@tetsukokuroyanagi) on May 11, 2020 at 2:29am PDT 森茉莉との出会い 森さんのことを繊細でインテリ風な女性かと思っていた黒柳さんは、あるパーティーで対面して親しみやすさに驚いたそうです。 パーティー会場を出た後は2人でレストランへ。その後、黒柳さんが運転する車で森さんを家まで送ったところ、「2分だけ」と誘われて森さんの自宅に入ることに。 そこには、予想外な光景が広がっていました。 部屋に入り電気をつけると、ゴキブリが2~3匹ササーッて逃げた! 茉莉さんは、まだ玄関にいる私に向かって「徹子さん、コーラ、お飲みになる?」と、、、、、。 ドラマで、もし、あの部屋を再現するとしたら、どのくらいの新聞紙と、雑誌と紙屑が必要だろうか?と考えながら、 私は、部屋の中を見回しながら「コーラ頂きます」と答えた。 冷蔵庫は、小さい台所の茉莉さんの座ってる横長の椅子の後ろにあった。 冷蔵庫の扉は、椅子の背で塞がれていた。 茉莉さんは、凄い力で椅子を動かし、冷蔵庫の扉を開けた。 冷蔵庫の中には、何もなくコーラが1本だけが入っていた。 tetsukokuroyanagi ーより引用 雑然とした部屋に踏み入った黒柳さんは、部屋を埋め尽くす新聞紙や雑誌などの量に驚きます。 一方の森さんは、コーラを冷蔵庫から取り出してくれたのですが…。 「栓抜き」と私が言うと、茉莉さんが「どっかにあるはず」とおっしゃって、私は流し台だの、テーブルの上の何も入っていない食器戸棚など、あらゆる所に頭を突っ込んで探した。 やっと見つけて「あった、あった」と私たちは大喜び。 「半分ずつ飲みましょうね」と茉莉さんがおっしゃったので、私は流し台にあったお湯呑茶碗を持って行き、茉莉さんは襖を開けて、なんかベッドの方から「あった、あった」とグラスを持ってきて、私たちは半分ずつにして乾杯をした。 あんな素敵な乾杯を、それ以後あまりした事が無いように思う。 「2分だけ!」が、お話ししながら、4時間経っていた。 tetsukokuroyanagi ーより引用 楽しいひと時を過ごし、黒柳さんにとって忘れられない思い出となったようです。 三島由紀夫も認める森茉莉の作品 また、黒柳さんは文豪・三島由紀夫さんと食事した時のこともつづっています。 話題に森さんが登場し、三島さんは作品を絶賛していたとか。 昔、私達(渥美清さんや杉浦直樹さんや、永六輔さんなど)が、毎晩行ってた、六本木のお寿司屋さん『鮨長』で、ある時、三島由紀夫さんとご一緒になりました。 私の隣にお座りになった三島由紀夫さんが「この時代に、あの小説『枯葉の寝床』『恋人たちの森』を書いた森茉莉はスゴイ!」と大絶賛していらした。 そして、「もし、映画化するのならば、主役は、岡田真澄(ハーフの美青年)、相手役の少年は太田博之(当時、誰もが認める美少年)がいいんじゃないかな」っておしゃっていたのが印象的でした。 tetsukokuroyanagi ーより引用 黒柳さんの明かしたエピソードに、仰天する人が続出。 「ものすごく貴重な話」「思い出話にさらっと史上の人物が出てくる凄さ」などのコメントが多数寄せられたほか、「森さんの書籍を読んでみたくなりました」という声も。 外出自粛の間、普段読めない本を読んだり、思い出を振り返ったりするのもいいものだと思えますね。 [文・構成/grape編集部] 出典 tetsukokuroyanagi Share Post LINE はてな コメント
新型コロナウイルス感染症のまん延により外出自粛が呼び掛けられ、大半の人は自宅で過ごす時間が増えています。
芸能人も例外ではなく、その中には家での過ごし方を発信している人たちも。
タレントやユニセフ親善大使などマルチに活躍している黒柳徹子さんも、自宅で過ごしている姿をInstagramで公開。2020年5月11日には、驚きの著名人との思い出話を投稿して人々を驚かせました。
森茉莉の自宅に寄った黒柳徹子
自粛生活の間、自宅で運動や動画観賞、読書などをしているという黒柳さん。
今は森茉莉(もり・まり)さんの著書『贅沢貧乏』を読んでいるといい、書籍を手にしながら、森さんの印象を動画で語りました。
森さんといえば、文豪・森鴎外の長女で、日本の『ボーイズラブ小説』の先駆者!
「森さんと仲がよかった」という黒柳さんは、動画の投稿とともに、コメントで森さんとの思い出の詳細をつづりました。
森茉莉との出会い
森さんのことを繊細でインテリ風な女性かと思っていた黒柳さんは、あるパーティーで対面して親しみやすさに驚いたそうです。
パーティー会場を出た後は2人でレストランへ。その後、黒柳さんが運転する車で森さんを家まで送ったところ、「2分だけ」と誘われて森さんの自宅に入ることに。
そこには、予想外な光景が広がっていました。
雑然とした部屋に踏み入った黒柳さんは、部屋を埋め尽くす新聞紙や雑誌などの量に驚きます。
一方の森さんは、コーラを冷蔵庫から取り出してくれたのですが…。
楽しいひと時を過ごし、黒柳さんにとって忘れられない思い出となったようです。
三島由紀夫も認める森茉莉の作品
また、黒柳さんは文豪・三島由紀夫さんと食事した時のこともつづっています。
話題に森さんが登場し、三島さんは作品を絶賛していたとか。
黒柳さんの明かしたエピソードに、仰天する人が続出。
「ものすごく貴重な話」「思い出話にさらっと史上の人物が出てくる凄さ」などのコメントが多数寄せられたほか、「森さんの書籍を読んでみたくなりました」という声も。
外出自粛の間、普段読めない本を読んだり、思い出を振り返ったりするのもいいものだと思えますね。
[文・構成/grape編集部]