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1億円で『コロナ医療支援募金』を設立したヒカキン その理由に称賛の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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2020年5月現在も世界中で猛威をふるっている、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。

感染した人の命を救うため、今も日本国内ではマスクや防護服が不足する中、自らも感染のリスクを負って医療従事者たちが懸命に闘っています。

ヒカキンが『コロナウイルス医療支援募金』を立ち上げ

同月21日、YouTuberのHIKAKIN(以下、ヒカキン)さんが動画を公開し、新たな取り組みについて発表。

ヒカキンさんはYahoo!Japanの運営する『Yahoo!基金』の協力を得て、『コロナ医療支援募金』を立ち上げたといいます。

今回の基金を立ち上げるにあたって、ヒカキンさんは1億円の寄付を行いました。

募金は東京都などの自治体を通じて、医療現場へのマスクや消毒液、防護服などの配布や、NPOへの支援などに使われるそうです。

九州北部豪雨や平成30年7月豪雨、2019年の台風19号など、これまでも日本で多くの人が被害を受けた時、多額の寄付を行い募金を呼びかけてきた、ヒカキンさん。

今回、募金を設立した理由について「僕自身が募金するだけでなく、この輪を広げることができるのが僕の価値だと思っているので、今回は募金設立という形にした」とコメントしています。

影響力の高い人が行動することで『支援の輪』が広がるでしょう。ヒカキンさんは若いファンが多いため、子供たちも「困っている時は助け合う」という考えを持つようになるかもしれません。

募金サイトでヒカキンさんはこのようにメッセージを送っています。

いま、世界中の人たちが新型コロナウイルスの危機に直面しています。

そのなかで、僕にも何かできることはないかと、小池都知事との対談をはじめ、できる限りの発信を行ってきました。

皆さまの頑張りによって、日本国内では少しずつ感染者数が減少してきました。以前の生活に戻りつつある人も多いでしょう。

しかし、新型コロナウイルスが依然脅威であることには変わりありません。

そして、この脅威のなかで僕たちの命を守ってくれている医療関係者の方々は、必要な医療器具が足りず、マスクを何日も繰り返し使いまわしたり、不十分な防護服で対応にあたったり――様々な不安のなかで、僕たちの命を、生活を、守り続けてくれています。

そんな方々に対し、僕は僕のできることで、すこしでも僕たちの生活を守ってくれている人を守りたいと思い、この度「コロナ医療支援募金」を立ち上げました。

そして、まずは具体的なアクションとして、自分が寄付をすることを決めました。

僕ひとりにできることは、決して大きいことではありません。もし、この想いに共感していただける方がいたら、力を貸してくださるとうれしいです。

僕たちを守ってくれる人を、僕たちでも支えましょう。

Yahoo!ネット募金 ーより引用

動画内で「僕と一緒に募金してください」といいながら頭を下げたヒカキンさん。その真摯な姿を見て、きっと多くの人が心打たれたのではないでしょうか。

21日14時現在、1万7千人以上から寄付が行われています。これらの優しさはたくさんの人を救うことでしょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
Yahoo!ネット募金1億円寄付してコロナ医療支援募金を立ち上げました。僕と一緒に募金して命を守る人を支えませんか?

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