大雨の日に配達 クロネコヤマトの配達員である夫が帰ってくると?
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新型コロナウイルス感染症のまん延により、買い物で人と接触するのを避ける人が増え、配送業界の需要が増えています。
みゆき(@eBWlolOmCFkxsPr)さんの夫は、ヤマト運輸(通称・クロネコヤマト)勤務。感染リスクがある中、通常より多い量の荷物を処理しているそうです。
衛生に過敏になった受取人が、配達員に無言で消毒液を掛けるなど酷い行為をするケースが増えていることがニュースになっていたため、みゆきさんは気が気ではなかったでしょう。
そんなある日、夫が持ち帰ってきた手紙を見て、みゆきさんは心打たれます。
大雨の日に仕事に行った夫が持ち帰った手紙に、書かれていたこととは…。
クロネコヤマト様
こんな中、配達ご苦労様です。
ありがとうございます。
荷物は、袋に入れてドアノブにかけてくださると助かります。
私は外に出ないので、少しですが、使ってください。
手紙には、サインなしで荷物をドア外に置く『置き配』にしてほしいことと、感謝の言葉がつづられていました。
対面すると配達員と受取人の双方に感染リスクがあるため、互いのために『置き配』を選択したのでしょう。
また、手紙と一緒にマスクも数枚用意されていたため、夫はありがたく受け取ったのでした。
手紙をTwitterに投稿したみゆきさんは、「この優しさでどれだけ救われたか!感動しました。本当にありがとうございました」とコメント。
人々の生活を支えようと働く人に、理不尽なほど厳しい目を向ける人たちがいる一方、こんな気遣いをしてくれる人がいることに心救われたのです。
大変な時だからこそ、『思いやりの精神』が社会に広まっていくといいですね。
[文・構成/grape編集部]