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「疑うことを知らない」といわれた佐々木希 その返答が、お見事だった

By - grape編集部  公開:  更新:

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2020年10月9日に放送されたバラエティ番組『アナザースカイⅡ』(日本テレビ系)に、俳優の佐々木希さんが出演。

故郷である秋田県の魅力を語った際に、口にした言葉が反響を呼んでいます。

佐々木希「疑って自分の心がかすむのはやだ」

佐々木さんは、秋田県にある思い出の場所をめぐりながら、県の魅力を紹介。

プライベートでも親交の深いスタイリストのmaikoさんと、2人でトークを展開しました。

佐々木さんについて、maikoさんは「あまり疑うことを知らない子」だと評します。それに対し、佐々木さんはこう答えました。

疑っちゃって、また自分の心がかすむのもやだしなって感じがあるんですよね。

アナザースカイⅡ ーより引用

maikoさんは「戻せないことをいちいち絶対いわない。気が付いた時にはもう前を向いてる」と佐々木さんの性格を表しました。

佐々木希が大切にしている秋田の言葉

旅の道中で、佐々木さんは秋田県にある方言で、大切にしている考え方について説明。

「いいふりこき」。「えふりこき」っていう方もいますけど。

いいふりをするっていう風な意味なんですけど。ちょっとこう、美学というか。

秋田県の、その性格はすごくいいなって思いますね。

アナザースカイⅡ ーより引用

佐々木さんが好きだと話す『いいふりこき』という言葉には、「相手に気を遣わせることなく、喜んでもらうために頑張る」という意味があるそうです。

「いい人ぶる」「見栄を張る」という意味でも使われる『いいふりこき』ですが、言葉をポジティブな意味にとらえ、佐々木さんはこう語りました。

そんなにいい言葉には聞こえないかもしれないですけど。

本当に突き詰めていくと、すごくいい言葉で。1人で『えふりこき』はできないからね。

アナザースカイⅡ ーより引用

佐々木さんは、『いいふりこき』という言葉が、人と人とのつながりを大事にしているからこそ生まれた言葉だと考えているようです。

さらに自身の母親も「人前では明るいけど本当は陰で努力する人」と評したうえで「そういう母を素敵だと思うし、自分もそういう女性でありたい」と口にしました。

佐々木さんの発言に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられています。

・『いいふりこき』の話に涙が出た。

・どちらかといえば『いいふりこき』をネガティブな意味でとらえていたので、佐々木さんの持論にハッとした。

・いい行いこそ、相手に気を遣わせることなく、そっとやるって素晴らしい振る舞いだと思う。自分も見習いたい。

『いいふりこき』の精神を忘れずに「みんなが喜んで元気になってくれたら私も元気になる。相乗効果でいきたい」と語った佐々木さん。

いつだって前向きな姿勢で、人とのつながりを大切にする考えは、多くの人の心に刺さりました。


[文・構成/grape編集部]

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出典
アナザースカイⅡ

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