映画館に『鬼滅の刃』を観に行ったら… 体験談に「これは酷い」「もっと広まるべき」
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2019年にテレビアニメが放送され、原作の漫画とともに大ヒットを記録した『鬼滅の刃』。
世界観やストーリー、個性的な登場人物などが人気を博し、2020年10月16日からは映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が上映を開始しました。
映画は公開から10日で国内での興行収入が100億円を突破し、史上最速を記録。なんと、2001年に公開されたスタジオジブリの作品『千と千尋の神隠し』の記録を19年ぶりに更新しました。
映画『鬼滅の刃』を映画館へ観に行ったら…
異例の大ヒットにより『鬼滅の刃』は社会現象に。ファン層も幅広く、性別問わず子供から大人まで存在しています。
chiba(@chibannfgo)さんも、胸を弾ませながら映画『鬼滅の刃』を観に行った1人。しかし、映画館で驚く出来事に遭遇したといいます。
その出来事を漫画で描き、注意喚起も兼ねてTwitterに投稿したところ、多くの人から反響が上がりました。
映画のレイティングを設定している映画倫理機構区分(通称:映倫)によると、映画『鬼滅の刃』は『PG12』。映倫は『PG12』の定義について「小学生には助言・指導が必要」とウェブサイトで説明しています。
要するに「年齢制限はないものの、一部の表現が人によっては過激かもしれないため、子供と見る際は十分に気を付けてください」という意味です。
『鬼滅の刃』では戦闘シーンで一部グロテスクな表現もあるため、まだ幼い子供がショックを受けてしまう場合もあるでしょう。だからこそ保護者が映画のPGを確認した上で、問題がないか判断しなくてはなりません。
PGについて、配給会社である東宝株式会社や『鬼滅の刃』のTwitterアカウントは注意喚起をしています。また、『鬼滅の刃』のウェブサイトでもPGは明記されているのです。
ショックを受ける子供や迷惑行為を受ける来場者を減らすため、chibaさんは分かりやすい説明を入れたファンアートで呼びかけをしました。
映画館は公共の場であり、来場者はお金を払って映画を観に来ています。上映中の私語はマナー違反であるため、chibaさんのようにせっかくの楽しい時間を台なしにされてしまう人も少なくないでしょう。
また、恐怖感を覚える映画を見せられた子供は、映画館がトラウマになってしまう可能性もあります。暗所で大画面・大音量の映画を観続けるというのは、まだ幼い子供にとって難しいことです。
投稿は拡散され、多くの人から「我が子のためにも、親に知ってほしい」「ファンアートの注意喚起が分かりやすくて素敵」「自分が観に行った時、子供がぐずってた」といった声が寄せられました。
もちろん、子連れも気軽に映画を鑑賞できる環境作りは必要です。しかし子供と周囲の人のためにも、保護者ができる限り監督責任を果たすべきではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]