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美男美女からおじさん俳優まで! ステイホームに見直したい傑作韓国映画

By - grape編集部  公開:  更新:

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秋や冬は、家でゆっくり過ごす時間が増える季節。そんな時期におすすめしたいのが『お家映画時間』です。

お家時間におすすめしたい、日本で大ヒットした懐かしの韓国映画をピックアップ。美男美女のロマンスから緊迫のサスペンスまで、今見返したい名作を紹介します。

濃厚ラブストーリーから男泣きの戦争映画まで

『私の頭の中の消しゴム』

まずは、2005年に日本でも公開され、大ブームを引き起こした感動のラブロマンス映画『私の頭の中の消しゴム』をご紹介します。

主演を務めたのは、2017年に日本でも公開された映画『アシュラ』で主役を務めた男前俳優のチョン・ウソン。そしてNetflixで配信され、日本でも大ブームになったドラマ『愛の不時着』でヒロインを演じたソン・イェジンです。

主演の2人の美しさ、そして運命が引き裂かれていく切なさに、日本でも多くの観客が涙し、なんと興行収入30億円を記録した本作。

2020年に映画『パラサイト 半地下の家族』に抜かれるまで、日本の韓国映画の興行収入で15年もの間、1位に君臨していました。

そんな本作は、2001年に放送された、永作博美さん主演のドラマ『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』(日本テレビ系)が原作です。

『四月の雪』

次は、日本でも爆発的なヒットとなった禁断のラブストーリー映画『四月の雪』です。

本作の主演は、日本での韓流ブームの火付け役となった大ヒットドラマ『冬のソナタ』で主演を演じていたペ・ヨンジュン。お相手役は、前述の『私の頭の中の消しゴム』でも主演を務めたソン・イェジンです。

ぺ・ヨンジュン演じる主人公が、妻の不倫相手である男性の妻と惹かれあっていく、複雑かつ禁断のテーマを描いた本作。主演のぺ・ヨンジュンは『冬のソナタ』で見せたさわやかさとは違う、憂いのある演技を見せています。

また、当時はキュートさを売りにしていたソン・イェジンも、本作では疲れ切り、禁断の恋に落ちていく人妻役を好演。日本ではヨン様ブームの追い風もあり、27億円越えのヒットを記録しました。

『シュリ』

次は、世界中で評価されている韓国映画の礎を築いたといっても過言ではない、2000年に日本でも公開された、傑作サスペンス『シュリ』です。

韓国国内で総観客動員600万人超、日本では当時まだまだ公開数が少なかった韓国映画で、異例の18億円のヒットを記録しました。

主演は、今やいぶし銀の男前俳優となったハン・ソッキュと、欧米で演技を学んだ実力派俳優、キム・ユンジンです。

当時の韓国映画では異例の大スケールであると同時に、男と女の悲愛物語でもある本作。重厚かつエンタメ精神に満ちた作りは、まさに韓国映画の教科書といってもいいレベルでしょう。

チェ・ミンシクやソン・ガンホなど、名だたる名優が脇を固めているのも本作の魅力です。

『ブラザーフッド』

次は、韓国のイケメン俳優揃い踏みの『男泣き』戦争アクション超大作映画、2004年公開のヒット作『ブラザーフッド』を紹介します。

先述の『シュリ』で監督を務めたカン・ジェギュ4年ぶりの作品である本作。韓国国内で爆発的なヒットとなり、社会現象を引き起こしました。

日本でも大々的に宣伝され、15億円という興行収入を樹立しています。

戦争の悲劇により、数奇な運命に翻弄される兄弟の姿を描いた『ブラザーフッド』。アカデミー賞を受賞した映画、1998年公開の映画『プライベート・ライアン』を彷彿とさせる大迫力のリアルな戦闘描写が魅力の1つです。

また、同作でW主演を務めた俳優のチャン・ドンゴンと、その弟を演じたウォンビンのイケメンぶりにも注目。主演の美しさに惹かれているうちに、あっという間に重厚なドラマに引き込まれること請け合いの傑作です。

『JSA』

最後は、リアルな描写と演技派俳優たちの迫真の掛け合いで観客の心を掴んだ、傑作軍事サスペンス映画『JSA』です。

のちに、カンヌ国際映画祭で韓国映画初のグランプリを受賞した『オールド・ボーイ』で監督を務めるパク・チャヌクが、その見事な演出力を遺憾なく発揮した本作。

主演は韓国の名優ソン・ガンホと、今やハリウッドでも大活躍中の男前イ・ビョンホン、そして韓国の美しき名女優イ・ヨンエです。

謎が渦巻く事件と、北、南、そして真相編の3パートを複雑に絡ませながら紐解いていく様子は、観る者の心を掴んで離さない緊迫感に満ち満ちています。

演者たちの息を呑む名演の果てにたどり着く切ない友情は、心にズシンと残る見応えを与えてくれることでしょう。

韓国映画は、地に足のついたリアリティと重厚なスケール、そして迫真の名演技が魅力です。

ラブストーリーから戦争映画まで、日本を沸かせた傑作たちを今一度見返してみてはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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