愛犬と一緒に大きなゴミ袋に入る女性 その姿に胸が締め付けられる By - grape編集部 公開:2021-02-22 更新:2021-02-22 ホームレス動画犬 Share Post LINE はてな コメント 出典:Blanco y Negro メキシコ・ティフアナで目撃された、ある女性の姿に多くの人が心を打たれました。 65歳のルス・マリア・オルメド・ベルトランさん(通称クロエさん)は、8年間も路上生活をしています。 2021年1月、写真家のオマル・カマリロさんが、大きなビニール袋の中で寒さをしのぐクロエさんの姿を撮影。その写真は拡散され、衝撃が広がりました。 彼女は1人ではなく、犬たちと一緒に袋に入っていたのです。 #Tijuana La señora Soledad Castro Olmedo conocida como "La Chole" se encontraba resguardandose del frío y las lluvias…Posted by Blanco y Negro on Monday, January 25, 2021 「犬たちと離れたくない」路上で暮らす女性 海外メディア『Bored Panda』によると、クロエさんは6匹の犬を飼っているのだそう。 オマルさんが彼女を目撃した時、警察官がクロエさんにホームレスの人用のシェルターに宿泊することを勧めていたのだとか。 シェルターへ行けば暖かく安全な場所で寝泊まりでき、食事ももらえます。 しかし彼女は犬たちを連れて行けないことを理由に、シェルターへ行くことをかたくなに拒否したのです。 #Tijuana La señora Soledad Castro Olmedo conocida como "La Chole" se encontraba resguardandose del frío y las lluvias…Posted by Blanco y Negro on Monday, January 25, 2021 クロエさんを寒くて危険な路上に置いていくわけにいかなかった警察官たちは30分近く彼女を説得しました。 その結果、この日はクロエさんは息子の家に泊まることになりましたが、翌日にはまた路上に戻ったといいます。 ビニール袋に入ったクロエさんの写真を見た人たちからは、彼女と犬たちを心配する声が上がりました。 アレハンドラさんという女性はいても立ってもいられず、クロエさんに食べ物や毛布などを差し入れしました。 クロエさんは彼女に何度も「ありがとう」といっていたのだとか。 それを聞いてアレハンドラさんは泣いてしまったそうです。 Posted by Alejandra Cordova Castro on Tuesday, January 26, 2021 その後、クロエさんは1日50ペソ(約260円)で泊まれる場所へ引っ越しました。 建物内にテントを張っただけの住まいですが、路上よりは安全で犬たちとも離れなくてすみます。 #Tijuana Conoce la historia de Luz Maria Olmedo Beltran alias "La Chole", quien se ganó el cariño de muchos por el amor a sus fieles compañeros.Posted by Omar Camarillo on Friday, January 29, 2021 アレハンドラさんの投稿にはクロエさんを支援したいという声も寄せられています。 自らの生活よりも愛犬のことを心配するクロエさんは心優しい女性なのでしょう。 クロエさんと犬たちがこれからもずっと一緒に、今よりも快適な住まいで暮らせるようになることを願わずにいられません。 [文・構成/grape編集部] 『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が? レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」 出典 Blanco y Negro/Alejandra Cordova Castro/Omar Camarillo/Bored Panda Share Post LINE はてな コメント
メキシコ・ティフアナで目撃された、ある女性の姿に多くの人が心を打たれました。
65歳のルス・マリア・オルメド・ベルトランさん(通称クロエさん)は、8年間も路上生活をしています。
2021年1月、写真家のオマル・カマリロさんが、大きなビニール袋の中で寒さをしのぐクロエさんの姿を撮影。その写真は拡散され、衝撃が広がりました。
彼女は1人ではなく、犬たちと一緒に袋に入っていたのです。
「犬たちと離れたくない」路上で暮らす女性
海外メディア『Bored Panda』によると、クロエさんは6匹の犬を飼っているのだそう。
オマルさんが彼女を目撃した時、警察官がクロエさんにホームレスの人用のシェルターに宿泊することを勧めていたのだとか。
シェルターへ行けば暖かく安全な場所で寝泊まりでき、食事ももらえます。
しかし彼女は犬たちを連れて行けないことを理由に、シェルターへ行くことをかたくなに拒否したのです。
クロエさんを寒くて危険な路上に置いていくわけにいかなかった警察官たちは30分近く彼女を説得しました。
その結果、この日はクロエさんは息子の家に泊まることになりましたが、翌日にはまた路上に戻ったといいます。
ビニール袋に入ったクロエさんの写真を見た人たちからは、彼女と犬たちを心配する声が上がりました。
アレハンドラさんという女性はいても立ってもいられず、クロエさんに食べ物や毛布などを差し入れしました。
クロエさんは彼女に何度も「ありがとう」といっていたのだとか。
それを聞いてアレハンドラさんは泣いてしまったそうです。
その後、クロエさんは1日50ペソ(約260円)で泊まれる場所へ引っ越しました。
建物内にテントを張っただけの住まいですが、路上よりは安全で犬たちとも離れなくてすみます。
アレハンドラさんの投稿にはクロエさんを支援したいという声も寄せられています。
自らの生活よりも愛犬のことを心配するクロエさんは心優しい女性なのでしょう。
クロエさんと犬たちがこれからもずっと一緒に、今よりも快適な住まいで暮らせるようになることを願わずにいられません。
[文・構成/grape編集部]