長澤まさみの昔が、あどけない！　現在までの変貌ぶりを代表作と振り返る

２０００年、わずか１２歳で『東宝シンデレラオーディション』のグランプリに輝き、芸能界入りを果たした女優の長澤まさみ（ながさわ・まさみ）さん。

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の大ヒットを受け、一躍人気女優の仲間入りを果たしました。

清純派から演技派へと女優の階段をかけのぼる長澤まさみさんの、デビュー時から現在までの軌跡を代表作とともに振り返ります。

長澤まさみスクリーンデビュー作『クロスファイア』

２０００年に芸能界入りを果たした長澤まさみさんは、同年公開の映画『クロスファイア』でスクリーンデビューを果たしています。

若かりし頃の女優・矢田亜希子さんが主演を務めた同作。当時、１２歳ながら主役級の存在感を放つ長澤まさみさんは必見です。

なお、『東宝シンデレラオーディション』でグランプリを受賞した時の長澤まさみさんがこちら。

長い脚が小顔をさらに際立たせており、この当時からほかの人とは違うオーラを放っていることが分かります。

長澤まさみの初主演映画『ロボコン』

長澤まさみさんにとって、初の主演映画となったのが２００３年公開の映画『ロボコン』でした。

実在するコンテスト『アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト』を題材にした同作で、長澤まさみさんは主役の葉沢里美役を演じています。

デビュー間もない長澤まさみさんの透明感あふれる演技は、青春物語の『ロボコン』にぴったり。

同作での好演が評価され、長澤まさみさんは『第27回日本アカデミー賞』新人俳優賞にノミネートされています。

長澤まさみが日本アカデミー賞を受賞した『世界の中心で、愛をさけぶ』

いわずと知れた、長澤まさみさんの出世作『世界の中心で、愛をさけぶ』。同作のヒットを受け、女優・長澤まさみの名前が一躍世間に知られるようになりました。

『世界の中心で、愛をさけぶ』予告編

長澤まさみさんが同作で演じたのは、主人公・朔太郎の初恋の相手であるアキ。回想シーンで見せるみずみずしくも、どこか刹那的な長澤まさみさんの演技は、当時、多くの人の涙を誘いました。

長澤まさみのショートがまぶしい『モテキ』

『ショートカットが似合う女優』で必ずといっていいほど名前があがる長澤まさみさん。

２０１１年公開の映画『モテキ』でショートカットを披露した際には、あまりのかわいさに「真似したい」とオーダーする人が多くいたといいます。

また、同作で長澤まさみさんが演じたのは、女性に縁のない主人公・藤本幸世を翻弄する松尾みゆき役。数多くの女優が出演している同作の中でも、重要な役を演じました。

それまで清純派のイメージが強かった長澤まさみさんが、つかみどころがない、男性を翻弄する美女を演じている点にも注目です。

長澤まさみ他、豪華女優陣が共演した『海街diary』

長澤まさみさんのほか、綾瀬はるかさん、夏帆さん、広瀬すずさんなど、豪華女優陣が集結したことでも話題を呼んだ、２０１５年公開の映画『海街diary』。

『海街diary』予告編

劇中では、長澤まさみさんの美しい身体が際立つシーンもあり、大人の女優ならではの『色気』あふれる姿に、多くの観客が息をのんだことでしょう。

長澤まさみの美しさが際立つ『キングダム』

長澤まさみさんといえば、モデルのような長い手足とスタイルも魅力の１つです。

そんな長澤まさみの身体的魅力が存分に発揮されているのが、２０１９年公開の映画『キングダム』でしょう。

同作で長澤まさみさんが演じたのは、女武将・楊端和（ようたんわ）。

初めて本格的なアクションに挑戦したという長澤まさみさんの、長い手足を活かした殺陣も見どころです。

長澤まさみが新境地を切り開いた『MOTHER マザー』

長澤まさみさんが、息子にいびつな愛をぶつける母親役を演じた、２０２０年公開の映画『MOTHER マザー』。

『MOTHER マザー』予告編

映画化もされたドラマ『コンフィデンスマンJP』（フジテレビ系）をはじめ、はつらつとした役柄が目立つ長澤まさみさんだっただけに、同作での狂気的な母親役は「新境地」と話題を呼びました。

同作での長澤まさみさんの演技は、共演した阿部サダヲさんも太鼓判を押したほど。女優・長澤まさみさんの新たな一面が垣間見える作品といえます。

現在もさまざまな作品に引っ張りだこの長澤まさみさん。今後の活躍からも目が離せません。

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[文・構成／grape編集部]