盲目で耳が聞こえない犬 1年ぶりに大好きな人と再会すると… 「泣いた」
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新型コロナウイルス感染症の影響によって、家族や親しい友人と会えなくなった人は少なくありません。
スティーブ・クリスタルさんもその1人。彼は一緒に住んでいた娘のヘイデンさんと離れて暮らすことになったのです。
またスティーブさんにとって、これは娘との別れだけではありませんでした。
孫のようにかわいがっていた、ヘイデンさんの愛犬『ビトゥシー』とも会えなくなってしまったのです。
ビトゥシーは目が見えず、耳が聞こえません。
ウェブメディア『The Dodo』によると、ヘイデンさんは5年前、生後5週間の子犬だったビトゥシーを家族に迎えたのだそう。
スティーブさんは、障がいをもつビトゥシーがどのような犬生を送れるのか心配していたといいます。
しかしそんな彼の心配はビトゥシーと会った瞬間に消え去ったのだとか。
なぜならビトゥシーは障がいをものともしないほど、元気いっぱいの子犬だったからです。
それからビトゥシーは家族の愛情を受けてすくすくと成長。中でもスティーブさんとビトゥシーは大の仲よしで、いつも一緒に過ごしていたのだそう。
スティーブさんにとってビトゥシーは孫そのもので、おやつをあげたりおもちゃで遊んだりと、たっぷりと甘やかしていました。
愛犬は覚えていてくれるのか?
2021年3月、スティーブさんはビトゥシーと約1年ぶりに再会できることになりました。
しかしスティーブさんは、ビトゥシーが自分のことを覚えているかどうか不安だったのです。
ビトゥシーにとってスティーブさんを認識する手段は匂いだけ。
1年以上も離ればなれだった彼の匂いをビトゥシーは覚えていたのでしょうか。こちらをご覧ください。
大好きなスティーブさんに飛びついて狂喜乱舞するビトゥシー。
それを見たスティーブさんも「僕も同じ気持ちだよ!」と、とっても嬉しそうです。
ヘイデンさんが投稿したこの動画にはたくさんのコメントが寄せられています。
・どちらがより喜んでいるか分からない!
・泣いちゃったわ。なんて素敵な再会のシーンなのかしら。
・彼らは一生お互いを忘れることはないだろうね。
・この動画、何十回でも見たい。
スティーブさんが近くに来たとたん、ビトゥシーは我を忘れたように喜び始めたのだそう。
1年以上経っていても、彼女はスティーブさんの匂いをちゃんと覚えていたのですね。
犬の優れた嗅覚と大好きな人に対するピュアな愛情には、本当に驚かされますね。
[文・構成/grape編集部]