「大量のタッパーがかさばる…」 そんな人こそ知ってほしい!タッパー収納のコツ【専門家直伝】
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撮影:grape編集部

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実際にお客さまの自宅にうかがって、整理収納のお手伝いをしている、Classy Life。そんな片づけの現場で多くのお客さまが困っているのが、タッパー収納です。
便利で安価な商品もあるため、ついつい増えがちなタッパーですが、うまく収納しないとかさばって収納スペースを圧迫してしまいます。
では、どうすればうまくいくのでしょうか。今回は整理収納のプロが『タッパー収納』のコツをお伝えします。
まずはタッパーの見直しを
収納のコツに入る前に、最初に取り組んでほしいのは『タッパー自体の見直し』です。
見直しのポイントは2つあります。
撮影:Classy Life
1.数を見直す
1つ目は『数』。
今、お持ちのタッパーの数は自分の暮らしにちょうどいい数ですか。もう何年も出番がないのに、スペースだけを取っているものはありませんか。
用途が被っているもの、ほかのサイズで代用できるものは、使いやすいお気に入りを必要数だけ残せば、ほかを手放しても困ることはありません。
同じサイズのものは、同時に使う可能性のある最大の個数を考えてみましょう。その数より余計にある数が手放しの対象になります。
「まだ使える」ではなく「使っている」数を持つことを意識してみてください。
2.同メーカーの同シリーズで揃える
2つ目は『同じメーカーの同じシリーズで揃える』こと。
特に、小・中など違うサイズのものをそれぞれ複数個持ちたい場合は、同じシリーズの商品で揃えると、幅や高さがピタリと重なるのでオススメです。
収納する時だけでなく、冷蔵庫内に保管する時も省スペースで美しく収納することができます。
収納のコツは3つ
タッパーの見直しが終わったら、早速収納していきましょう!収納のコツは主に3つあります。
1.本体と蓋に分けて重ねる
同じサイズのもの同士は、本体と蓋をそれぞれ重ねて収納すると省スペースに。
ボックスやブックエンドなどを使って、しっかりと定位置を決めるのも大事なポイントです。
迷子の蓋を探すことにイライラすることもなくなります。下の写真のように、蓋はブックエンドなどを使って立てると、取り出しやすさもアップしますよ!
撮影:Classy Life
2.使用頻度別に収納場所を分ける
タッパーだからといって、すべて同じ場所に収納しなくても大丈夫。出番の多いものとたまにしか使わないもので、分けて収納するのも1つの手段です。
撮影:Classy Life
筆者宅では、日常的に出番の多い『1軍タッパー』を厳選してシンク下の引き出しに、月に数回しか使わないものや1軍だけでは足りない時用の予備のタッパーなどは、1つのボックスにまとめて食器棚上段に分けて収納しています。
3.冷蔵庫の中に定位置をつくる
作り置きおかず用、冷凍ご飯用など、使用用途の決まっているタッパーは冷蔵庫(または冷凍庫)の中に定位置を作るのもオススメです。
中身が空の時も冷蔵庫内の定位置に戻すことで、スペースの確保にもなります。
また、作り置きの量を可視化できるので、料理の計画も立てやすくなるでしょう。
筆者宅では、冷凍ご飯用のタッパー4つを常に冷凍庫の中に入れています。タッパーがあらかじめ冷えているので、ご飯が冷めやすいのも嬉しいポイントです。
撮影:Classy Life
キッチンは家の中でもっとも収納するモノが多い場所の1つでしょう。
かさばるタッパーをうまく収納して新たなスペースが生まれれば、キッチン全体の収納改善につながります。
タッパーの見直しと収納のコツを、ぜひ参考にしてみてください。
[文・構成/Classy Life(金子葉子)]