大掃除がグッとラクになる！　整理収納アドバイザーの『片づけテク』に目からウロコ

年末と言えば大掃除。「普段なかなか掃除できない場所も掃除したい」と考える人も多いのではないでしょうか。

大掃除を始める前に、ちょっと待ってください！まずは、今年中に片づけておきたいモノがあるはずです。

今年、ため込んださまざまなモノを大掃除の前に手放しておくと、普段できない場所の掃除も楽になりますよ。

手放しておくと大掃除が楽になるモノ3選

今回は、年末の大掃除の前に『手放しておくと大掃除が楽になるモノ』を3つ挙げたいと思います。

1.　空き箱や梱包資材

衣類や思い出の整理をする前に、まず手放したほうがよいものがあります。

何かに使えるかもしれないと取っておいた、お菓子の空き箱や紙袋、梱包資材などをたくさ溜め込んでいる人は多いでしょう。

今年1年使わなかったのなら、来年も使わない可能性が高いです。本当に使えそうな物だけを厳選し、使わない物は思い切って手放しましょう。

最近はフリマサイトなどで、荷物を発送する人も多いかと思います。梱包資材なども保管するボックスなどを用意して、「ここに入る分だけ残す」と決めて、余分な資材は手放しましょう。

ダンボールや梱包資材を溜め込み出すと、あっという間に室内がゴミ置き場のようになってしまうので要注意です。

2.　食品ストック

次に見直したほうがいいのは、食品ストックです。

まとめ買いして大量にストックしたけれど、食べきれずに期限切れになってしまった食品。買ったものの、気に入らなくて食べ切れなかった物など、今後も食べる予定のない食品は思い切って手放しましょう。

食品を処分することに抵抗がある人は、フードバンクなどもうまく活用するのがオススメ。フードバンクとは、余ってしまった安全に食べられる食品を、必要としている人や団体に無償で提供する活動のことです。

また、非常食も確認して、期限切れの物がないかを確認しておくのは大事なことです。

もしも、期限切れの物や期限がもうすぐ切れそうな物があったら、買い変えたり買い足したりして、いざという時に備えましょう。

全体量を把握しておくことで、片づけやすくなり、掃除のしやすさへもつながります。

そして、食品は種類ごとになるべくまとめて保管しましょう。レトルト食品、カップ麺、乾物など種類ごとにまとめておけば、何がどれだけあるのか把握しやすいので、余分に買い過ぎてしまうことを防げます。

最後に冷蔵庫内の食品も整理しましょう。小袋の調味料など、期限切れのものがたくさん詰まっていることが多いです。

年末年始の食材を入れる前に一度スッキリと見直して、汚れた冷蔵庫内もきれいに掃除してくださいね。

3.　書類や写真

1年間保管しておいた書類も、内容によっては来年は必要ないかもしれません。不要な書類も手放しておくことで、収納がスッキリします。

例えば、今年買い換えた家電の取扱説明書も、新しい家電の物だけで十分なケースが多いです。古い家電の説明書は手放すことを検討してみてください。

最近では、ウェブサイトで確認できる説明書もたくさんあります。「現物がなくても大丈夫」という人は、ウェブサイトでの閲覧を選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。

子供の学校や保育園の書類も、今年終わった行事のおたよりなどは、手放しても大丈夫。来年必要なものだけ残しましょう。

プリントした写真も、残したいモノだけを厳選してアルバムなどに保管しておけば、掃除する時にパラパラと出てきてしまうことも防げます。

整理する際は「家族にも確認してもらいたい」と思うことも多いでしょう。そのため、冬休みなどの家族がそろう時間のある時に整理するのがおすすめです。

もちろん、家庭によって必要なモノとそうでないモノは異なりますが、大掃除の前に手放しておくとよいモノはたくさんあります。

手放すことで、収納がスッキリして掃除がしやすくなり、普段できない場所の掃除もはかどりますよ。

気持ちよく新年を迎えるためにも、不要なモノは手放し、普段できない場所の掃除もしっかりして新年を迎えたいですね。

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[文・構成／Classy Life（さくらばもとこ）]