grape [グレイプ] lifestyle

「絶対おいしい」「悪魔のスイーツ」福岡市のスーパー発『はぎトッツォ』

By - カットソー太郎  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

2021年、ブームを巻き起こしている、マリトッツォ。

ネット上でも話題となり、コンビニエンスストアやスーパーマーケット(以下、スーパー)でも販売されています。

福岡市のスーパー、ダイキョーバリュー弥永店(@daikyovalue)では、 一風変わったマリトッツォが販売され、話題を集めました。

一体どのようなものなのでしょうか。実際の写真がこちらです!

その名も…『はぎトッツォ』。

読んで字のごとく、『おはぎ』と『マリトッツォ』のコラボレーション!

北海道産の小豆を使ったうま塩おはぎの中に、生クリームや抹茶クリームを挟み込んだ、贅沢な『和』スイーツです。

現在の展開は『生クリーム』と『八女抹茶クリーム』の2種類。

「絶対においしい!」「悪魔のスイーツ」とSNS上でも大反響です。

『はぎトッツォ』はどのようにして生まれたのか

『はぎトッツォ』を製造・販売する、ダイキョーバリュー弥永店は、過去にも多くのオリジナル商品を展開しています。

それらは一体どのようにして生まれているのか、担当者に話をうかがいました。

――『はぎトッツォ』はどのような経緯で誕生したのか?

きっかけは雑談です。

弥永店の店長、惣菜部の梶原次長、デイリー・グロッサリー部長の3人で、 お盆の商材についての打ち合わせを行っていた際、こんな会話をしたことから誕生しました。

「マリトッツォって流行ってるよね」
「お盆といえばおはぎだよね」
「おはぎにクリームを入れたらどうだろう?」

その後、おはぎ×マリトッツォで検索をしてもヒットせず、「日本初の商品になる」と翌日に早速試作を始めました。

8月8日に雑談して、9日に試作、15日のお盆最終日に新発売。思いつきから約1週間で販売に至ったのです。

『はぎトッツォ』という名は、実際に商品化をした梶原次長が命名しましたね。

――発案から商品化までものすごい速さですね。

弊社は、ローカルスーパーとしては比較的早い2020年11月からマリトッツォの製造・販売を開始していました。全国的に流行する前ですね。

売れない時期が続きましたが、その取り組みがあったからこそ、今の『はぎトッツォ』があると思っています。

また、実は基盤となる商品がすでにあり、おはぎとクリームの相性のよさは実証済み。

弊社が毎年出品しております『お弁当・お惣菜大賞』にて、 2018年スイーツ部門で最優秀賞を受賞した、『フォークで食べる八女抹茶のクリームおはぎ』がそれに当たります。

――発売後の反応は?

販売日には『はぎトッツォ』目当てに、9時の開店前から列ができ、 開店と同時に惣菜コーナーを目指す人もいらっしゃいます。

一番多いのは、生クリームと八女抹茶クリーム各1個ずつ計2個購入するパターン。

どちらの味も食べられるようにと、2個、4個など偶数買いが多いですね。

そこで、9月4日から『2種入りパック』の販売を開始したところ、すぐ売り切れるほど好評をいただいています。

老若男女問わず購入されており、お陰様で売れ行きも好調です。

――アイディアはどこから来ているのか?

『はぎトッツォ』のほかにも、オリジナル商品を多数展開していますが、アイディアが豊富な理由は、大きく2つです。

1つは社員、パートナーさん(※パートさんのこと)全員で惣菜のアイディアを出す点。

惣菜部だけでなく、フロア担当、水産部、青果部など部門を越えて、横断的に意見を出し合います。

もう1つは、アイディアが出しやすい、かつ失敗しにくい環境を整えている点です。

「失敗してもチャレンジ、チャレンジ!」という社風と、「作った惣菜は売りきろう!」と、広報や店内アナウンスなど全員でカバーし合いながら、最後の販売までやりきります。

ダイキョーバリュー弥永店の下記のような環境が、『はぎトッツォ』を含む多くのオリジナル商品を生み出していたことが分かります。

・誰でも気兼ねなく発言できるフラットな関係性。

・挑戦的な社風。

・例え失敗したとしても、全員でカバーし合う。

・企画を実現する思い切りのよさ。

ユニークな商品が、次々と生まれる裏側には、日々のたゆまぬ企業努力がありました。

次の新商品など、今後の展開からも目が離せませんね!

『はぎトッツォ』の2021年9月中の販売日は毎週火・木・土・日曜日とのこと。

土日のみ、野多目店でも購入できます。

気になった人は、日本初のスイーツをぜひ味わってください!


[文・構成/grape編集部]

出典
@daikyovalue

Share Post LINE はてな コメント

page
top