ワークマンの『イージス』が大人気！ 防水・防寒にぴったりの機能とは
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リーズナブルな価格でありながら、高い品質の商品を数多く販売しているワークマン。仕事場だけではなく、タウンユース用のカジュアルな商品も多く扱っています。
中でも、防水性能に特化した独自ブランド『AEGIS（以下、イージス）』シリーズが、普段使いにもアウトドアにもいいと評判なのはご存知でしたか。
ワークマンの『イージス』シリーズの特徴と、体験レビューをまとめているので、気になる人はチェックしてくださいね。
※この情報は、２０２２年１月現在の情報をもとにしています。また、商品は地域・店舗・時期により販売されていないケースがあります。
ドルフィン
ワークマンの『イージス』シリーズとは？ 防水性能に特化した独自ブランド
ワークマンが展開している『イージス』シリーズとは、防水性能に特化した独自ブランドのこと。完全防水ではないですが、大嵐の中でも耐えうるスペックを誇ります。
バイクを楽しむライダー、ウィンタースポーツやマリンレジャーに出かけるアウトドア派など、過酷な環境をアクティブに楽しむ人のために作られました。
防水性能だけではなく、防寒性能を高めた商品もあり、オールシーズン着用できると人気です。
ほかの主要メーカーが販売している同系統の商品と比べて、低価格なのも『イージス』シリーズの魅力でしょう。
ワークマンの『イージス』シリーズ 防水性能はどこで分かるの？
防水性能の優劣は、『耐水圧』『透湿度』の数値から判断します。
シンプルにお伝えすると、『耐水圧』の数値が高いほど、生地に水が染み込みにくく、『透湿度』の数値が高いほど、着衣時にムレにくい、ということ。
ワークマンの『イージス』シリーズは、『耐水性』が５０００～２００００mm。『透湿度』が５０００～２００００g／m２／２４hと幅広く、用途に合ったアイテムが見つかることでしょう。
『耐水圧』『透湿度』の詳細は、次の通りです。
耐水圧
耐水圧とは、生地の外側から内側へ、どれだけの水分を染み込ませないのか数値化したもの。
「生地の上に１cm四方の水が入る筒を立てて、筒の中に水を入れた時に、何メートルの高さの水圧に耐えられるのか」という基準だそうです。
例えば耐水圧１００００mmであれば、筒の中に入れた水が、１０mの高さになっても生地が耐えられる、ということになりますね。
透湿度
透湿度とは、生地の内側から外側へ、どれだけの水分を逃がせるのか数値化したもの。
生地１m２あたり、２４時間で何gの水分を透過するのかという、基準だそうです。
例えば透湿度１００００g／m２／２４hであれば、１時間で約４１６gの水分を、外に逃がすということになりますね。
ワークマンの『イージス』シリーズ どんな商品があるの？
ワークマンの『イージス』シリーズは、ジャケット、パンツ、グローブなど種類が豊富です。どのくらいの数があるのか、ワークマンのオンラインストアで確認できた商品をまとめました。
合計で４７商品。『ジャケット』『コート』『ブルゾン』『パーカー』『パンツ』『スーツ』『ツナギ』『グローブ』『バッグ』といった種類があります。
通勤、通学、サイクリング、釣り、キャンプ、スノーボード、登山など、アクティブな場面で活躍するアイテムが多く、『イージス』シリーズを１着は持っておきたくなりますね。
ワークマンの『イージス』シリーズ 検証してみたところ？
ワークマンの『イージス』シリーズは、防水機能に特化しているといっても、実際にどうなのかは気になるところ。
性能を確かめるために、商品を購入しました。
・防寒レインジャケット PERFECT
秋冬の新作モデルで、多機能とリーズナブルな価格がウリとのこと。
どんな機能が備わっているのか、確認していきましょう。
防寒レインジャケット PERFECTの基本情報
※写真の商品はパープル迷彩
『防寒レインジャケット PERFECT』は、防水性に特化したワークマンの独自ブランド『イージス』の商品。耐水圧と透湿度は、通勤・通学といったタウンユースから、釣りやキャンプなどのアウトドアまで対応できる数値ですね。
サイズはMから５Lの５種類。カラー展開は５色で、好みに合わせて選べるほど種類があります。
痩身シルエットという、身体にフィットしやすいワーキングウェア特有の規格がベースなので、普段から着ている衣服と比べると、サイズが小さいので注意しましょう。
防寒レインジャケット PERFECTの防水性能
『防寒レインジャケット PERFECT』は、防水性能に特化した『イージス』シリーズの商品です。どれだけ水を弾くのか、期待してしまいますね。
シャワーで水を３０秒ほど、当ててみました。
水は表面を滑り落ちて、生地に染み込んでいる様子はありません。
シャワーを止めた後に表面を見てみると、水がしずくになって、弾かれているのが分かりました。
『防寒レインジャケット PERFECT』の中に、インナーを着せていたのですが…。
濡れた跡が目立ちやすいグレーのインナーには、水が付いていませんでした。
生地だけではなく、隙間が生まれやすいファスナー部分が、防水性能の高い止水ファスナーになっているのもポイントでしょう。スライダーの開閉に合わせて、特殊なフィルムが密着する仕様とのことでした。
胸ポケットの止水ファスナー
フロント部分の止水ファスナー
『防寒レインジャケット PERFECT』に撥水力があるので、数回ほどバサバサと振ったところ、タオルで拭かなくてもいいほど、水気がなくなったのはびっくり。
大雨にも耐えられる耐水圧１０００mmは、侮れないかもしれません。
防寒レインジャケット PERFECTの着心地
『防寒レインジャケット PERFECT』は、全方向ストレッチと、アクティブカットという可動範囲を広げる仕様が、腕周りに採用されています。
筆者は１７２cmでLサイズを着用しましたが、動きにくかったり、窮屈だったりといった不自由さを感じませんでした。
フードの裏には、フードの長さを調節できる、マジックテープが付いています。
フードの長さ調節テープ
フードで前が見にくい場合に、活用できるでしょう。
『防寒レインジャケット PERFECT』は、右肩の後ろに反射プリントが付いています。真っ暗な状態でライトに照らしながら撮影すると、『イージス』のロゴが浮かび上がりました。
反射プリント
光を反射するので、夜間でも安心ですね。
『防寒レインジャケット PERFECT』は、袖部分を除いた裏地がフリース素材。中わたも入っているので、防水性能だけではなく、防寒性能も高いのではないでしょうか。
裏地のフリース
袖部分の裏地は風通しがよく、複雑な動きに対応できるトリコット仕様になっていました。
袖部分のトリコット
目立たない箇所にも、こだわりを感じますね。
細かなポイントは、裾部分にも見つけられました。
自転車に乗った時に、背中がでにくいサイクルカットという加工をしています。背中部分の生地が、大きく作られているのが分かりました。
サイクルカット
まくり上がり防止用の、滑り止めも付いています。
滑り止め
両手首の部分には、マジックテープが付いているので、調節は自由。
手首部分のマジックテープ
収納ポケットは、両胸に２個、両サイドに２個の、合計４個ありました。いずれのポケットも、スマートフォンや二つ折りの財布程度なら入るので、小物や貴重品の収納にぴったり。
両サイドのポケット
両胸のポケット
『防寒レインジャケット PERFECT』は、透湿度が８０００g／m２／２４hです。高い数値だけあって、着ている時にムレを感じませんでした。
運動時や長時間の着用だと難しいかもしれませんが、快適に過ごせるような工夫がされているといえるでしょう。
サイズや使用感は個人差があるので、試着ができるとイメージとのズレが少なくなりますよ。
防寒レインジャケット PERFECTは、イージスのよさが詰まった商品
『防寒レインジャケット PERFECT』は、防水性能に特化したブランド『イージス』シリーズだけあって、大雨や嵐にも耐えられるような品質を感じました。
裏地のフリースと中わたは暖かく、雨が降っていなくても、寒い日は防寒着として活躍するのではないでしょうか。
口コミでも、『防寒レインジャケット PERFECT』の機能性に満足する声が多くありました。
・防水だけじゃなく、暖かくて最高。ヘビーローテーションをしています。
・雨天も外作業があるので購入しましたが、裏の生地が暖かく、ダウンのように厚みがないから、動きやすい。
・価格は手頃で、デザインもまずまず。防水なのでバイク通勤にぴったりでした。
税込み３９００円の価格以上に、活躍しそうなウェアですね。
ワークマンの『イージス』シリーズ 過酷な環境でもアクティブに楽しみたい人向き
ワークマンの『イージス』シリーズは、耐水圧や透湿度といった防水性能の高い商品です。
商品によっては、『裏地フリース』『止水ファスナー』『反射プリント』『耐久撥水加工』『ストレッチ素材』『二重袖』『フェイスガード』など、たくさんの機能が付いていました。
通勤や通学で自転車を使う人、釣りやキャンプといったレジャーに出かける人に、ワークマンの『イージス』シリーズはいいでしょう。
ワークマンの『イージス』シリーズを含めて、ほかにも多機能な防水ウェアがあるので、気になる人はチェックしてください。
ワークマンのレインウェア・カッパは1着あると便利 コスパも抜群
[文・構成／grape編集部]