道路にいた犬を捕まえようとした警察官 逃げる犬を追いかけていくと?
公開: 更新:

出典:@WCVB

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
2022年1月3日、寒さが厳しいアメリカのニューハンプシャー州で、「道路に犬が野放しになっている」と警察に通報がありました。
時刻は午後10時頃で、警察官は犬が目撃されたバーモント州境の橋に向かいました。
現場に到着すると、通報どおり1匹のシャイロシェパードを発見。
警察官が捕まえようとしますが、犬は逃げようとして、なかなか捕まえることができません。
犬は走り去ることはせず、すぐに立ち止まります。しかし警察官が近付くと、また逃げる、という動きを繰り返していました。
逃げる犬についていくと…
そのまま犬を追いかけているうちに、警察官たちはバーモント州へ入っていました。
すると彼らは、近くのガードレールが破損していることに気が付きます。
そのガードレールの下を見ると、横転して大破した小型貨物自動車『ピックアップトラック』があり、そばに男性2人が倒れていたのです。
男性たちは、事故を起こした車から投げ出されて重傷を負い、さらに低体温症になっていました。
警察官はすぐに救急車を呼び、2人は病院に搬送されて一命を取り留めました。
逃げていたシャイロシェパードは、ケガをした男性の1人であるキャム・ローンドリーさんの愛犬のティンズリー。
ティンズリーは助けを求めるためにその場を離れ、警察官を事故現場に誘導したのです。
幸い、トラックに同乗していたティンズリーにケガはなかったそうです。
退院したキャムさんは、海外メディア『WMUR-TV』の取材で、命を救ってくれたティンズリーへの感謝を語っています。
ニューハンプシャー警察のFacebook投稿には、「ティンズリー、よくやったね!」「このいい子に特大のステーキをあげて」などの声が寄せられています。
ティンズリーはまだ1歳なのだそう。事故で負傷したキャムさんを見て、「助けを呼ばなければ」と思ったのでしょう。
犬の賢さと勇敢さ、そして飼い主への忠誠心の強さには本当に驚かされますね。
[文・構成/grape編集部]