ワークマンのチェアがキャンプに最適　ハイ・ロー・子供用など種類が豊富

アウトドアウェアやキャンプ用品に力を入れているワークマン。

もともと厳しい環境で働く職人用の作業服を作っているメーカーなので、アウトドアブランドに負けない品質があると評判でした。

野外レジャーに欠かせないチェアが、ワークマンでも販売されていると聞いて体験したところ、税込み１５００円で買えることにびっくり。

収納時はコンパクトになるので、キャンプを始め、スポーツ観戦や公園でのピクニックにも活用できるのではないでしょうか。

これからワークマンのチェアの特徴や情報をご紹介します。

ワークマンで野外レジャー用のイスを探している人は、最後までお付き合いくださいね。

※この情報は、２０２２年３月現在の情報をもとにしています。また、商品は地域・店舗・時期により販売されていないケースがあります。

ワークマンのチェアの特徴　さまざまな用途に対応している

アウトドア用のチェアといっても、使い方はさまざま。「食事用のイスを探している」「焚き火を見ながらリラックスしたい」など、チェアの目的が変わりますね。

ワークマンのチェアは、サイズ展開が多いだけでなく、スタンダードな機能が付いています。

それぞれの詳細を見ていきましょう。

食事がしやすいハイスタイル

一般的なダイニングテーブルに使われるイスと、同じくらいの高さになるのがハイスタイルです。

身体を動かしやすいので、楽に食事ができたり、作業に戻りやすかったりするでしょう。

また、地面から距離があるのもポイント。風に運ばれてくるホコリやゴミに、邪魔されにくいですよ。

小さな子供の場合は、足が地面に着かないことがありますが、一般的な身長の大人ならば問題ありません。

ワークマンのハイスタイルなチェアで、食事を快適に楽しみましょう。

リラックスしたい時に最適なロースタイル

座面の高さが３０cmほどのチェアを、ロースタイルと呼ぶことが多いです。

接地面と近いので、足を伸ばしたりあぐらをかいたり、リラックスしながら座ることができるでしょう。

焚き火を囲みながら、薪をくべるのにちょうどいいサイズ。火の温もりをしっかり感じられるのも魅力です。

ただ、悪天候時は、地面に当たった雨水が跳ね返って、チェアや衣服が汚れることも。常にヒザを曲げ伸ばしする状態になるので、長時間座り続けることは向いていないかもしれません。

シーンにもよりますが、リラックスしたい時に、ローチェアは活躍しそうですね。

子供でも安心できるジュニアサイズ

アウトドア用のイスを探している時に、見つかりにくいのがジュニア用のサイズ。

ハイスタイルでは足が浮いてしまう場合があり、大人用のロースタイルだと座面が深く、身体が沈んで起き上がりにくいことも。

ワークマンにはジュニア用に設計されたアウトドアチェアがあります。

子供のお尻にフィットする座面フォルムは、転倒防止に一役買ってくれそうですね。

大人用と同じ機能とデザインなので、親子コーデを楽しめるのではないでしょうか。

小物がしまえる収納ポケット付き

ワークマンのチェアには、荷物を収納するのに便利なポケットが付いています。

背後にあるネットポケットは、グローブ、ブランケット、タオルなど、身近に置いていたい物を入れるのにぴったり。

サッと取り出してサッと戻せるのは楽ですね。

また、収納袋を座面下に取り付けることができ、小物入れとして使えますよ。

工具、キャンプギア、ドリンクなどをしまえば、テーブルや荷物置き場のスペースに余裕が生まれそうですね。

座るだけでなく、収納力もあるワークマンのチェアは、重宝するでしょう。

使い勝手のいいアームレスト付き

ヒジを置いてひと休みしたり、立ち上がる時の支えにしたり、あると便利なアームレスト付きの商品があります。

ボトルやスマートフォンを置ける、メッシュホルダーが付いているのも嬉しいですね。

アームレストがあると、より快適に過ごせるでしょう。

燃えにくいコーティング

焚き火やコンロなど、火を使うことが多いキャンプ。

風が吹いて火の粉が飛び、チェアに穴が開いてしまう時があります。

特に一般的なアウトドアチェアの素材として使われることの多い化学繊維は溶けやすく、「買ったばかりだったのに」「こんな所に穴が開いてる」と、がっかりしてしまうかもしれません。

ワークマンのチェアは座面に燃え広がりにくい加工を施しています。

焚き火台や調理台の近くでも置きやすいですね。

ワークマンのチェア　バリュープライスの５種類がこちら

ワークマンが販売しているチェアは次の５種類です。

※『燃え広がりにくいローチェア』は同名商品が２つあります。この記事では１つにまとめています。

価格は税込み１５００～２５００円。設置と撤収が簡単な折りたたみ式や、コンパクトに運べる組み立て式など、さまざまなタイプがありました。

気を付けたいのは、一部の商品がウェブ限定販売ということ。

また、アウトドア用品を取り扱っているのは、以下の店舗だけです。

店名	小物・大物販売	小物陳列	大物陳列
＃ワークマン⼥⼦ 南柏	◯	◯	◯
＃ワークマン⼥⼦ 盛岡南	◯	◯	◯
＃ワークマン⼥⼦ 前橋吉岡	◯	◯	◯
＃ワークマン⼥⼦ ⽔⼾元吉⽥	◯	◯	◯
＃ワークマン⼥⼦ ⻑岡川崎	◯	◯	◯
ワークマンプラス ららぽーと⽴川⽴⾶	◯	◯	ー
ワークマンプラス ららぽーと富⼠⾒	◯	◯	ー
ワークマンプラス ららぽーと甲⼦園	◯	◯	ー
ワークマンプラス ららぽーと湘南平塚	◯	◯	ー
ワークマンプラス トレッサ横浜	◯	◯	ー
ワークマンプラス ららぽーと沼津	◯	◯	ー
ワークマンプラス テラスモール松⼾	◯	◯	ー
ワークマンプラス 南砂町SCスナモ	◯	◯	ー
ワークマンプラス ららぽーと和泉	◯	◯	ー
ワークマンプラス ララガーデン川⼝	◯	◯	ー
ワークマンプラス ららぽーと愛知東郷	◯	◯	ー
＃ワークマン⼥⼦ コレットマーレ	◯	◯	◯
ワークマンプラス 新浦安駅前	◯	◯	ー
＃ワークマン⼥⼦ 東京ソラマチ	◯	◯	ー
＃ワークマン⼥⼦ なんばCITY	◯	◯	◯
＃ワークマン⼥⼦ 川崎ルフロン	◯	◯	ー
＃ワークマン⼥⼦ ポンテポルタ千住	◯	◯	ー
＃ワークマン⼥⼦ アルカキット錦⽷町	◯	◯	ー
＃ワークマン⼥⼦ イオンレイクタウンmori	◯	◯	ー

現物を確認しづらいので、チェアの情報をしっかりチェックしましょう。

燃え広がりにくいアームチェア ハイ

ウェブ限定の『燃え広がりにくいアームチェア ハイ』は、野外レジャーで活躍する機能が盛り込まれたチェアです。

ヒジを置けるアームレストには、ドリンクやスマートフォンなどの小物が入れられるメッシュホルダー付き。背面には、雑多な物を入れるのに便利なネットポケットがあります。

燃えにくい加工がされているので、焚き火や調理時に使いやすいですね。

組み立てが不要で、広げるだけで立てられる手軽さや、持ち運びしやすいコンパクトなサイズになるのも特徴でしょう。

使い勝手がよく、アウトドアの必需品になりそうです。

燃え広がりにくいアームチェア ハイの使用感

※個人の感想です。筆者は身長１７２cmの普通体型です。

座面がグッと沈み、包み込まれているような感覚になりました。背もたれに全体重を乗せてリラックスできます。

アームレストの高さと座面高がちょうどよく、長時間座っていても疲れにくそうでした。

座りながら身体を動かすと、少しチェアの脚が揺れましたが、バランスを崩して倒れるほどではありません。

税込み１５００円の価格で、収納力もある『燃え広がりにくいアームチェア ハイ』は、コストパフォーマンスがいいでしょう。

燃え広がりにくいアームチェア ロー

座高が低く、足を伸ばしたりあぐらをかいたり、リラックスできる『燃え広がりにくいアームチェア ロー』。ウェブ限定の商品です。

折りたたみ式でコンパクトになるのも特徴でしょう。付属の収納袋にしまえば、不意にチェアの脚が開くことがありません。

組み立てが要らないので、時間をムダにすることなく設置できますね。

ほかにも本体の生地に施された燃えにくい加工、ヒジを置けるアームレスト、ドリンクなどを入れられるメッシュホルダーなど、便利な機能が付いています。

キャンプはもちろんのこと、スポーツ観戦でも活躍しそうです。

燃え広がりにくいアームチェア ローの使用感

※個人の感想です。筆者は身長１７２cmの普通体型です。

地面から近く、足を伸ばしたりあぐらをかいたりでき、ゆったりくつろげました。背もたれやアームレストが身体を包み込む感覚や、座面のクッション性もよかったです。

焚き火に薪をくべる時や、調理台を使う時を想定し、座りながら身体を動かしたところ、チェアが傾いてバランスが取りにくい時がありました。

ですが、価格や機能を考えれば、十分すぎるでしょう。

燃え広がりにくいローチェア

『燃え広がりにくいローチェア』は、同名商品が２つあります。『商品番号：FCC03』は店頭のみ、『商品番号：FCC03R』はウェブのみの取り扱いなので注意しましょう。

どちらのチェアも大きさや機能に変わりはありませんが、カラー展開が異なります。

組み立てる必要はありますが、手ではめ込むだけなので簡単。

収納袋を座面下に取り付けることができ、着火剤、グローブ、ライターなど、サッと取り出したい道具をしまっておけるので便利ですね。

収納時はコンパクトになるので、持ち運びも楽です。

ほかにもゆったり座れる広い座面や、燃え広がりにくい加工など、アウトドア用のチェアとしての条件を、しっかり満たしているのではないでしょうか。

燃え広がりにくいローチェアの使用感

※個人の感想です。筆者は身長１７２cmの普通体型です。

背面が後ろに傾斜していて、座った時にフィット感がありました。

ですが、座面が浅いのか、深く座ることができなかったのは残念。立ち上がりやすかったので、作業中の休憩に使えるかもしれませんね。

チェアは前後左右に傾きやすい印象で、くつろぎたい時には不向きでしょう。

価格と機能を考えれば、文句はありません。

ジュニア用 燃え広がりにくいローチェア

フクロウと葉っぱのデザインがかわいい『ジュニア用 燃え広がりにくいローチェア』は、店舗のみの取り扱いです。

子供用ではあるものの、燃え広がりにくい加工、コンパクトなフレーム設計、収納袋を小物入れに切り替えられる利便性など、機能は大人用と変わりません。

大人用の『燃え広がりにくいローチェア』とセットで購入すれば、親子コーデを楽しめるでしょう。

ジュニア用 燃え広がりにくいローチェアの使用感

※個人の感想です。筆者は身長１７２cmの普通体型です。

ジュニア用のため座ることはできませんが、『燃え広がりにくいローチェア』を小さくした商品なので、座り心地や安定感に大きな変わりはないと判断しました。

子供はイスに座りながら激しく動くことがあると考え、『ジュニア用 燃え広がりにくいローチェア』を手で揺らしたところ、バランスが崩れやすかったです。

ジュニア用のサイズは貴重ですが、子供の状況に合わせて選んだほうがいいですね。

アルミローチェア

丈夫なオックスフォード生地と、強度のある超々ジュラルミンフレームを組み合わせた『アルミローチェア』は、重さ１kgと軽量ながら、最大１００kgの耐荷重を実現しました。

背中にメッシュ素材を採用することで通気性を確保。ムレやすい暑い時期でも快適でしょう。

また、本体の生地に高撥水の『DIAMAGICDIRECT』加工をしているのも特徴です。撥水するだけでなく、汚れが落ちやすいので、雨の跳ね返りで濡れても安心できますね。

分解するとコンパクトになり、収納袋に入れれば持ち運びもしやすいですよ。

軽量かつタフなハイスペックのアウトドアチェアです。

アルミローチェアの使用感

※個人の感想です。筆者は身長１７２cmの普通体型です。

程よく緩めに張ってある生地が、下半身を優しく包み込みました。背もたれにあるメッシュが通気性を確保し、ムレにくいのも嬉しいところ。

１kgと軽量ながら、フレームや生地は丈夫。地面と接する脚の部分が、不安定な面でも固定できるような特殊な作りになっていて、バランスがよかったです。

税込み２５００円でワークマンのチェアの中では高額ですが、後悔しない商品なのではないでしょうか。

ワークマンのチェアは野外レジャーにぴったり

ワークマンのチェアは、食事がしやすいハイスタイルやリラックスできるロースタイル、子供用のジュニアサイズなど、目的に合わせて選べる種類がありました。

燃えにくい加工や収納ポケット付きなど、税込み１５００円から購入できるとは思えない機能が付いています。

キャンプはもちろんのこと、スポーツ観戦や公園で遊ぶ時にも、出番がありそうですね。

ワークマンはチェアだけでなく、野外レジャーに使えるテーブルも販売しています。チェアと高さが合うテーブルや、税込み９８０円で買える商品もあるので、気になる人はチェックしてください。

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[文・構成／grape編集部]