『将棋のタオルハンカチ』が大反響 「めっちゃ細かい」「センスを感じる」
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1901年に創業し、世界各国のレースや刺繍を使った、オリジナルアイテムを企画・販売している、近沢レース店(@chikazawa_lace)。
美しく繊細でありながら、実用にも耐えうるレースをあしらった、さまざまなアイテムが人気です。
2022年4月に発売後、わずか数分で完売したという、レースハンカチは『あるゲーム』がモチーフ。
その斬新すぎるデザインは、販売前から「すごすぎる…」と、ネット上で話題となっていました。
一体どのようなデザインなのでしょうか…こちらの画像をご確認ください!
デザインのモチーフは、幅広い世代の人から愛される、盤上の頭脳ゲーム『将棋』!
駒や盤面など細部に至るまで、とことんこだわり、忠実に表現されています。
盤面を囲むレースの駒は、将棋通の心をくすぐる『銀将』と『歩兵』を採用。
その内側には、よく見ると将棋用語の『OUTE』と『王手』という、2つの小さな文字が縁取りされています。
近沢レース店では、10年ほど前から、毎月新作を数量限定で発売する『シーズンタオルハンカチ』の製作をスタート!
周囲の人が「それは何?」と、つい聞きたくなる、コミュニケーションツールとなるようなハンカチを目指して『シーズンタオルハンカチ』を製作しているそうです。
ユーモアあふれる『将棋ハンカチ』について、近沢レース店のグラフィックデザイナーである大石さんに、話をうかがいました。
――将棋のデザインでハンカチを作ろうと思ったキッカケは?
将棋のハンカチは『シーズンタオルハンカチ』の1つとして販売しました。
「将棋人気が高まっている今、このようなハンカチを作ったら、将棋好きな人が喜んでくれるのではないか」と、弊社のレースデザイナーが考え、発案したものです。
――ハンカチの中で、一番の『こだわりポイント』はどこか?
レースにする駒の種類を、マニアの中で人気が高い『銀将』と『歩兵』にしたことです。
持っていたら縁起がよさそうな『OUTE(王手)』の文字も、将棋盤を囲むようにレースで表現していることもポイントですね。
また、実際に将棋の試合でも使えるように、タオルのステッチで、将棋盤と同じ盤上を再現しました。
実用に耐えられる強度にするため『銀将』と『銀将』の間に『歩兵』を斜めに配置し、駒同士が接する部分を縫い付けています。
――駒のデザインに『銀将』と『歩兵』の2種類を選んだ理由は?
インターネットで調べたり、将棋が趣味の人に「好きな駒は?」と、聞いてみたりしたのです。
調査をする中で『銀将』と『歩兵』が、駒のマニアから人気が高いと感じ、レースにしました。
――アイディアが出てから商品開発に至るまで、どのくらいの期間がかかったか?
開発期間は約10か月です。
駒の文字表現、ステッチの入れ方や密度で見え方が変わるので、デザイナーが何度も修正を繰り返しました。
デザイナーの技が光る『将棋ハンカチ』に対して、Twitter上では「デザインが細かくて、本当にすごい」「数ある駒の中で『銀将』と『歩兵』を採用したことに、センスを感じる」などのコメントが集まっています。
カバンやポケットから取り出した時、気分がパッと明るくなるような、楽しいアイテム!
こんなにユニークで素敵なハンカチを持っている人がいたら、思わず声をかけたくなりますよね。
2022年5月現在、すでに商品は完売しており、夏頃に再販を予定しているとのこと。
詳しい販売状況については、近沢レース店のウェブサイトやSNSアカウントを、確認してください。
2022年秋冬の『シーズンタオルハンカチ』を公開!
近沢レース店では、新作となる2022年秋冬の『シーズンタオルハンカチ』を、ウェブサイトにて公開中。
デザインは全部で12種類!『将棋ハンカチ』と同様、どれもユーモアあふれる素敵なデザインです。
直営店舗では、新作のハンカチをまとめて予約できる『頒布会』を、2022年5月23日まで実施しています。
気になる人は、近沢レース店のウェブサイトを確認してみてください。
近沢レース店
[文・構成/grape編集部]