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羽生善治が永世七冠を達成 ひふみん、藤井四段もお祝いの言葉

By - grape編集部  公開:  更新:

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将棋の羽生善治棋聖(きせい)が、2017年12月5日に、前人未到の『永世七冠』を達成したことが分かり、将棋界はもちろん、各方面から驚きと祝福のコメントが寄せられています。

永世七冠とは

鹿児島県指宿(いぶすき)市で行われた将棋の第30期竜王戦七番勝負の第5局で、挑戦者として渡辺明竜王を破った羽生善治棋聖。

対戦成績4勝1敗で15期ぶりに竜王位を奪取し、通算7期目となる竜王位獲得となることから『永世竜王』の資格も獲得しました。

羽生新竜王は、1995〜2008年にかけて、名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖の6つのタイトル戦で、永世称号を獲得。今回、『永世竜王』を獲得したことにより、史上初の『永世7冠』を達成したことになります。

永世称号とは、いわば殿堂入りのようなもので、ある一定回数以上、タイトルを獲得した棋士にしか与えられません。

1つでも永世称号を得るのが難しい中、永世称号制度のある7タイトルをすべて手にすることは、途方もない偉業といえます。

お祝いのコメントが続々

将棋界に金字塔を打ち立てた羽生新竜王を、ひふみんこと、加藤一二三九段も祝福。自身のTwitterに、羽生新竜王に向けたお祝いのコメントを載せています。

また、藤井四段も『公益社団法人 日本将棋連盟』を通して、羽生新竜王の偉業についてコメントを発表。

竜王奪取そして永世七冠の獲得、おめでとうございます。

「永世七冠」という言葉の重みに羽生先生が積み上げてこられたものの大きさを改めて感じています。今後ますますのご活躍を期待しています。

公益社団法人 日本将棋連盟 ーより引用

自身の持つ通算タイトル獲得記録を99期とし、100期の大台を目前に控え、記録更新も期待されている羽生新竜王。

永世7冠の達成の次は、どんな伝説を作り上げるのか…いまから期待せずにはいられません。

羽生新竜王、本当におめでとうございます!


[文・構成/grape編集部]

出典
公益社団法人 日本将棋連盟@hifumikato

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