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タイトル獲得の藤井聡太を『さん』付けで呼んだ加藤一二三 その理由に、ハッとする

By - grape編集部  公開:  更新:

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2020年7月16日、『第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負』の第4局が開催され、高校生棋士の藤井聡太さんが渡辺明棋聖に勝利。

同シリーズ3勝1敗で、初タイトルとなる棋聖位を獲得しました。

17歳11か月という異例の若さで、史上最年少でのタイトル獲得を成し遂げた藤井新棋聖。

将棋界の歴史を揺るがすようなニュースに、世間では大きな反響が上がっています。

藤井新棋聖の快挙を、加藤一二三が祝福

同日、元プロ将棋棋士で、タレントとして活躍する『ひふみん』こと加藤一二三さんが、藤井新棋聖のタイトル獲得について言及。

同シリーズで対局が行われるたびに、勝負における一挙一動を注目し続け、藤井新棋聖の勝利を我がことのように喜んでいた加藤さんだからこそ、感慨深いものがあったのでしょう。

加藤さんの投稿に対し、ネット上では祝福や共感のコメントが寄せられる中、一方でその文才を称える声が続出。

・藤井新棋聖誕生からわずかの時間で、これだけの名文をつづるひふみんもすごい。

・ひふみんの人柄が伝わる美しいコメントに、胸がジーンとしました。

・なんて優雅で品のある祝福のコメントなんだろう。素晴らしい。

また、加藤さんはコメントを発表する20分前に、次のようなつぶやきも投稿しています。

年下である藤井新棋聖のことを、「聡太さん」と呼び、感嘆のため息をつくようにつぶやいた加藤さん。

その後、一部の人から「孫より年下ぐらいの人をさん付けで呼ぶって、すごいことだと思う」といった指摘が入ると、藤井新棋聖を『さん』付けで呼んだ理由について、こうつづりました。

数多の報道陣を前に微動だにせずデビュー戦開幕を待つ藤井聡太四段は紛れもなくプロのオーラを身に纏っておられました。将棋盤を挟んで対峙した者としてその佇まいからはとても『藤井くん』と呼ぶ気にはなれません。棋士として産声を挙げた瞬間から彼は、勝負師魂を携えたまさしくひとりの大人でした。

@hifumikato ーより引用

加藤さんは、過去に棋士として対局した藤井新棋聖を、1人の大人としてリスペクトする想いから、『さん』付けをしたのです。

年齢や立場に関係なく、相手を敬う…そういう姿勢こそ、加藤さんが幅広い層の人々に愛されるゆえんといえますね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@hifumikato産経ニュース

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