藤井四段の連勝ストップにコメント 『ひふみん』の人柄があふれてた!
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「レジェンドですね」「本当にすごい」 加藤一二三がギネス世界記録を受賞デビュー70年を迎えた加藤一二三さんがギネス世界記録を受賞!その認定内容は?

羽生善治が表彰式で『1人2役』 コントのような事態に「さすが」「セルフ授与は笑う」2023年に創設された、満50歳以上の現役棋士が『達人』の称号をかけて戦う『第1回達人戦立川立飛杯』の決勝が、同年11月25日に東京都内で行われました。先手の羽生善治九段が丸山忠久九段に139手で勝利し、初代達人になったことで、1人2役のセルフ授与式が発生してしまいます。
- 出典
- @hifumikato
歴代トップとなる公式戦29連勝を記録した、最年少プロ棋士の藤井聡太四段。
2017年7月2日、30連勝をかけて第30期竜王戦決勝トーナメント2回戦に挑みましたが、佐々木五段に敗れ、デビューからの連勝は29でストップしました。
そんな藤井四段に対し、エールを贈ったのは『ひふみん』の愛称で親しまれている加藤一二三 九段(@hifumikato)。
勝負ごとの厳しさと、後輩に対する尊敬の念を感じさせるツイートは、多くの人から称賛されています。
ぜひ、ご覧ください。
つねにその先にあるものを見据えて
観る人びとの魂を揺さぶる、
後世に残る棋譜を紡いでいただけたらと願う。
「偉大なる後輩棋士たち」とは藤井四段だけでなく、佐々木五段をはじめとする若手棋士のことをいっているのでしょう。
自身62年間の現役生活を終えたばかりの加藤九段は、後輩にも「長い長い棋士人生」を謳歌してほしいというエールを贈りました。
また、続くツイートでは、こんな言葉も。
人生も、将棋も、勝負はつねに負けた時点から始まる。
この厳しくも温かい、ひふみんの言葉に多くの人が拍手を贈っています。
これからの将棋界を引っ張って行くであろう藤井四段や佐々木五段らを「偉大なる」と表現できるひふみん。
先輩がこういった度量の大きさを見せられるからこそ、若手棋士が伸び伸びと大きく成長していけるんですね!
[文・構成/grape編集部]