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「粋すぎる!」 藤井七段と戦った渡辺三冠の『着物』がコチラ

By - grape編集部  公開:  更新:

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2020年6月8日、『第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負』の第1局が開催されました。

高校生にしてプロ棋士の藤井聡太七段が、渡辺明三冠(棋王・王将・棋聖)に挑戦。藤井七段が勝利し、初のタイトル戦挑戦となる初戦を白星で飾りました。

渡辺三冠の着物や振る舞いがネットで話題に

同月9日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、渡辺三冠と藤井七段の対局について特集。

番組でコメンテーターを務める近藤サトさんは、「私もドキドキとしながら見守った」と語り、自身の対局における注目点を明かしました。

私が実はこの対局で注目したのは、着物。渡辺三冠の着物と勝負飯なんですよ。

三冠の着物っていうのは、多分ご自身もお好きでらっしゃると思うんですけれども、非常に個性的なユニークな着物を着られていて。

今回もすごいんです、これ!着物好きからしますと、この柄の組み合わせ、素材の組み合わせ、そして白で統一させるっていうのはね、なかなか素人には着られないものなんです。

だからそういう意味では、満を持してというか、「俺を超えてみろ」というような気概を持って着たような着物にしか見えないんですよ。

スッキリ ーより引用

着物が好きな近藤さんは、独自の視点から渡辺三冠が着ていた着物を褒めました。渡辺三冠が対局時に着用していた着物がこちらです。

厳かな雰囲気と上品さをあわせ持つ、素晴らしい着物ですね。

さらに近藤さんは、対局中に食べていた昼食の『勝負飯』についても言及。渡辺三冠がうな重で、藤井七段がカツカレーを食べていたことについて、持論を述べます。

勝負飯も「なんだ、うな重(を選ぶなんて)、三冠はさすがだな」って思う人がいるかもしれないんですが、あそこでうな重を渡辺三冠が頼まないと、藤井さんの選択肢がなくなっちゃうんですよ。

格上の人よりもちょっと安いものを頼むっていう、これも慣例があるんで。

だから、同じ思いを中学生棋士だった渡辺三冠はしているんですよ。中学生の頃に、自分より格上の棋士が安いものを頼まれて、「じゃあ食べ盛りの俺は何を頼めばいいんだ」っていう経験があって。

「じゃあ藤井くん、君の好きな物をなんでも頼みなさい」という意味でのうな重があったんじゃないかと。

スッキリ ーより引用

近藤さんは、渡辺三冠が昼食にうな重を選択したことについて、「自身も中学生の頃から棋士として格上の人と対局する機会があったからこその気遣いではないか」と推測。

コメントについて、視聴者からはさまざまな反応が寄せられました。

・渡辺三冠の着物、すごく粋でかっこいいと思う。

・近藤さんの解説が興味深くて面白かった。

・素敵な話。渡辺三冠の好感度がグッと上がった!

・渡辺三冠の気配りが素晴らしいし、藤井七段の謙虚さや相手を敬う姿勢もいい。

勝負の行方はもちろん、対局時の服装や昼食など、さまざまな点に注目してみると、さらに将棋が面白くなりそうですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
スッキリ

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