日本を見る目が変わる 世界中の国と国とをつなぐ『着物』作りが地道で壮大
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「風刺が利いていて、ナイスな工作」 自由研究の内容に45万『いいね』夏休みの宿題の定番といえる、自由研究。文字通り、各々が興味のあるテーマについて『自由に』探求できる、よいきっかけといえるでしょう。さまざまなアイディア工作をXに投稿している@TaT12364250さんも、自身の『自由研究』を発表。作品には45万件以上の『いいね』が寄せられています。
街中で、着物を着ている人を見かけると、グッと引き込まれるものがありますよね。
着物は日本の伝統文化の1つ。そんな伝統を世界に知らせたいと、あるプロジェクトが発足しました。
一般社団法人イマジン・ワンワールドによる、プロジェクトの名称は『KIMONO PROJECT』。東京オリンピックで日本が世界中から注目を浴びる2020年に、全世界196か国それぞれの国をモチーフにした着物と帯を制作するという試みです。
着物制作費のため、クラウドファンディング『CAMPFIRE』にて、国内最高額1億2000万円の資金調達を目指しています。
『KIMONO PROJECT』はこれまでに55か国分の着物を制作してきました。残りの国も費用を調達して制作しようという意気込み。
全国の産地から厳選した最高峰の工房、作家や職人に依頼し、これまでに彼らが培ってきた熟練の技を将来に残すための作品作りに努めているのです。デザインは、取材を重ね、大使館やその国の出身者の確認を経て描かれます。
日本の伝統技術が後世に継承されることは喜ばしいこと。そして『着物』という存在が世界中に認知され、つながりを持てば、2020年に世界が日本を見る目も変わるかもしれません。
2020年に向け、世界196ゕ国の着物を制作!日本の伝統美で世界をひとつに!
期間:2017年4月27日~7月16日の80日間
[文・構成/grape編集部]