障がいがあると思われた猫 治療を続け、数か月後の姿に「すごい変化」「とても美しい」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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アメリカのアリゾナ州に、『Poets Square Cats』という、野良猫たちが集う家があります。
ここでは野良猫に食事を与えたり、必要な医療を受けさせたりするなどの世話をしています。
2021年、『Poets Square Cats』に新しい猫がやってきました。
サムと名付けられたシャム猫は斜視で、唇が腫れあがっていました。『Poets Square Cats』の運営者は、サムを見た時に「生まれつきの障がいだ」と思ったそうです。
サム自身も痛がるような様子はなく、ほかの猫たちと一緒にごはんを食べに来ていました。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
『悲しい口のサム』が注目されて?
『Poets Square Cats』では『Sad Mouth Sam(悲しい口のサム)』という呼び名で、Instagramにサムの写真を投稿。
それを見た親切な女性が、サムを一時的に預かって病院に連れて行ってくれました。
すると、サムの口の腫れは食べ物や環境などによって引き起こされるアレルギー反応だということが分かったのです。
屋内で保護しながら、ステロイド注射や飲み薬の投与をしたことで、サムの口は数か月後には治りました!
『Poets Square Cats』ではサムの口が治ったことを喜び、Instagramで報告。
するとその写真が、マサチューセッツ州に住むケイト・ペリロさんの目に留まります。
ケイトさんは以前に飼っていたシャム猫が数年前に亡くなり、そろそろ新しい猫を家族に迎えたいと思っていたのだそう。
そんな時にサムの写真を見て「この子だ!」と思い、なんと4千㎞以上離れたアリゾナ州まで飛行機と車を乗り継いで、サムを引き取りに行ったのです。
こうしてサムは健康になり、本来のかわいい顔を取り戻して、家族もできました!
アレルギー反応が出ていた頃と、治った後のサムの写真には、「すごい変化だ!」「とっても美しい猫だね」などの声が寄せられています。
ケイトさんが更新しているサムのInstagramのアカウント名は、愛情を込めて『Sad Mouth Sam(悲しい口のサム)』のままです。
しかし、こんなにかわいくなった今、もはや「悲しい口」なんていわせませんよね…!
[文・構成/grape編集部]