中川翔子、被害経験者として『博多ストーカー殺人』に怒り 「本当にそう!」「全文同意」
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- 出典
- @shoko55mmts/警視庁
2023年1月16日、福岡県福岡市にあるJR博多駅付近で女性が知人男性に刺され、命を奪われる痛ましい事件が発生。
警察の調べにより、殺人の疑いで逮捕された男性は女性の元交際相手であり、以前から付きまとい行為をしていたことが明らかになりました。
被害女性からの度重なる相談を受け、警察は男性に対し、ストーカー規制法に基づいた禁止命令を出していたといいます。
今回の事件も、男性が被害女性の行動を把握した上で実行した、計画的な犯行と予想されているとのことです。
中川翔子、ストーカー事件に『被害者の視点』でコメント
ストーカー事件であることが明らかになった同月18日、タレントの中川翔子さんが事件についてTwitterで言及。
中川さんはこれまで何度もストーカー被害に遭ってきたことを明かしており、行きつけの店で赤の他人に「自分は中川翔子と結婚している」と騒がれたり、マンションで突然腕をつかまれたりしたといいます。
付きまとうことで相手に強い恐怖心を与える、ストーカー行為。事件を受けて、中川さんは被害者の視点で持論を展開しました。
中川さんもストーカー被害を受けていた当時、警察に相談をしていました。
しかし、加害者がストーカー規制法に違反した場合でも、今回の事件のように、警察が警告や禁止命令を出す程度で済ませてしまうケースがあるのです。
警察側にも、はっきりとした被害がないと逮捕することができないという事情はあるのでしょう。しかし、それでは手遅れになってしまうこともあるはずです。
自身の過去を振り返り、中川さんはストーカー行為の厳罰化を願いました。
加害者の身柄が拘束されない以上、被害者は自分で身を守らなければなりません。そのため、引っ越しを余儀なくされる人は少なくないといいます。
命を守るためとはいえ、貴重な金銭や時間を費やすのはつらいもの。また、無事に引っ越したとしても、付きまとわれる恐怖は消えません。
中川さんは「一度狙われたら、命を奪われる恐怖におびえながら自衛しなければならない」という現状を訴え、怒りを悲しみをあらわにしました。
一連の投稿は拡散され、多くの人が今回の事件をはじめとするストーカー被害について考えさせられたようです。
・自分も本当にそう思う。ストーカー行為に対して、あまりにも甘すぎる。
・実際に被害に遭って、その恐ろしさがよく分かった。あんなのは個人で対策できないよ…。
・ストーカー以外にも、被害者が泣き寝入りを強いられるケースは多い。人命を守るためにも、厳罰化を切に願います。
1999年に、埼玉県桶川市で女性が元交際相手の男性によって命を奪われた、桶川ストーカー殺人事件。この事件はストーカー問題を世間に提起し、ストーカー規制法が立法されました。
警視庁によると2021年は、1年で千件を超えるほどの、ストーカー行為にまつわる相談が寄せられたといいます。
加害を抑止し、被害者の心身を守るために、今一度ストーカー規制法を見直すべきではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]