イタリアで『ダミー財布』を無防備に持ち歩いた日本人 まさかの結果に反響!
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歴史ある建造物やおいしい食事、透き通った海など、魅力にあふれる国・イタリア。
水の都と呼ばれるヴェネツィア、世界遺産のピサの斜塔、街全体が芸術品のようなフィレンツェ…美しい光景を前に、つい見とれてしまった旅行者は少なくないことでしょう。
しかし、見とれている人のそばには忍び寄る影があるかもしれません。
外務省の『海外安全ホームページ』にあるイタリアの項目では、日本人の被害事例についてひったくりやスリ、置き引きなどを挙げています。
日本は海外と比べると治安がいいため、防犯意識が薄くなりがち。よって、観光スポットにいる日本人は狙われやすいのかもしれません。
イタリアで『ダミー財布』を無防備に持ち歩いたら…?
イタリアの治安事情を知り、『ある実験』を行ったのは、イタリア旅行中のおうか(@uog_ouk)さん。
中身が入っていないダミーの財布を無防備にポケットへ入れて、何個盗まれてしまうのかを実験をすることにしたのです。
おうかさんは財布を複数用意し、ズボンの後ろのポケット2つ、ズボン前方の左ポケット、パーカーの右ポケットにそれぞれ財布を入れました。
そして、おうかさんは見るからに無防備な状態で、ローマの観光名所を巡ることにします。
『スリ検証』の結果は、まさかの…!?
およそ10時間後、ローマを満喫したおうかさんはTwitterに結果を投稿。実験は一体どうなったかというと…。
財布が1個も盗まれることなく、サンタンジェロ城で外国のかたに「ポケットに財布を入れてると危ないよ」と諭され、人の温かさを感じて検証が終わりました。
一番性根が腐ってましたすみません。
なんと、1つも財布を盗られなかった上に、「無防備で危ないよ」と注意をしてもらえたというのです…!
人の温かさを感じるまさかのオチに、Twitterからはいろいろなコメントが寄せられています。
・タクシーにバッグを忘れたら「忘れ物だよ!」と届けに来てくれたことがありました。イタリアの人は優しい!
・まさかの優しいオチで癒されました。
・検証の結果が素晴らしい!優しい世界だ。
・つまり、親切な外国のかたに心を盗まれたんですね。
しかし、中には「ダミーの多さに返って警戒したのでは?」「プロのスリは本物とダミーを見分けられる」という声も。
優しい人がほとんどでも、悪い心を持った人が一定数存在するのはどの国も同じ。警戒するにこしたことはなさそうです!
[文・構成/grape編集部]