娘に命を授けた母。代理出産で、孫にも命を授ける

54歳の女性が実の孫を出産しました！

アメリカ・テキサス州に住むケリーさん（28歳）とアーロンさん（33歳）夫妻は子どもを授かりたいと願い、3年以上不妊治療に取り組んできました。しかしケリーさんはその間に3度も流産をするという辛い経験をしていたのです。

夫妻は残された方法として代理出産をすることを決意。そしてケリーさんの母親、トレイシーさんに代理母になってほしいとお願いしたのです。娘が3度の流産で辛い思いをしていることに心を痛めていたトレイシーさんはその申し出にこう答えました。

「私がやるわ！」

「娘が子どもを授かるための手助けができるなんて、素晴らしいわ！」

そうしてトレイシーさんは娘ケリーさんを出産したときと同じ病院で、今度は孫を出産することにしました。

そして2016年1月6日、トレイシーさんは元気な女の子を出産しました。赤ちゃんの名前はケルシー（Kelcey）ちゃん。KellyとTracyを組み合わせたステキな名前がつけられました。

喜びいっぱいのケリーさんはこう語っています。「母はほとんどの母親がしないであろうことをしてくれました。私に命を授けてくれて、そして今、私の娘にも命を授けてくれたのです。これがどんなに素晴らしいことか、言葉には出来ません。」

出産後、「娘夫婦のためにも絶対に失敗したくなかったの。」と話したトレイシーさん。まさに親子の愛が生んだ奇跡ですね。本当におめでとうございます。