「妊婦は迷惑、辞めて」 マタハラを受けた人々と現場の意見
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妊娠や出産を理由に、解雇や降格、職場での嫌がらせをするマタニティー・ハラスメント、通称マタハラ。
2015年9月〜10月にかけて、厚生労働省は初めて「マタハラの実態調査」を実施。25〜44歳の女性を対象にした調査は、このような結果になりました。
限られた条件で調査されたものですが、実際はもっと多くの女性が不当な扱いを受けているのではないかと言われています。
では、実際マタハラについてどのような意見があるのか、ネット上の意見を集めました。
実際にマタハラを受けた人々の声
三年も同じ派遣先で働いていたのに
女性はどこまで強くなきゃいけないのか
他にもこんな対応をされた人も。
かなり酷い対応をされた人の声もあり、事態の深刻さを伺えます。
一方、会社側、一緒に仕事をする側にも言い分があります。いったいどのような意見があるのでしょうか?
子供を産むのは自己責任
マタハラについて異論を唱える人々は、妊婦さんや産後の女性を受け入れた時の現実的な問題を指摘しています。
不公平だと思った
「マタハラ」という言葉で守られる女性スタッフの陰で…
仕事を負担して働いてる人への配慮がほぼ無いのが気になる
他にも、「立ち仕事などはお腹が大きくなったら危ない」「職場で倒れられても対処できない」等の、妊娠中に働くリスクを心配する意見もありました。
では、どうしたら良いのだろうか?
マタハラ問題を改善するにはどうしたらいいのか。ネット上では、日本人の働き方や職場に妊婦がいることへの認識などを、根本から見直さなければいけないのではという意見が多く見られました。
日本の労働環境の厳しさ
女性1人で子供を育てていること自体問題
個人ではなく職場全体で妊婦への対応を考える
命ひとつ生み出すのにどれだけの苦労があるのか知るべき
どちらが正しい、と言い切れる問題ではない分、簡単に解決できる問題ではないようです。
しかし自分側の意見を主張するだけでなく、お互いが歩み寄れるような社会に変わっていくことが問題の改善に繋がっていくのではないでしょうか。