ある母親が訴える『産後うつ』の実態 1枚の写真が刺さる
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出産後、1~2割の割合で発症するといわれる『産後うつ』。
産後うつ
気分が沈んだり、日々の中に興味や喜びを感じなくなったりする。食欲不振や体重の減退、または不眠や睡眠過多としてサインが出ることも。
医療機関などによる治療が必要な病気である。
発症した人にしか分からないつらさを抱えこむお母さんは、世界中にたくさんいます。
実際に産後うつになり、毎日病気と闘っているキャシー・ディビンチェンゾーさん。彼女が1人の患者としてFacebookに投稿した画像が話題になりました。
産後うつを表現した、こちらの画像をご覧ください。
散らかった部屋にぼんやりと座るお母さん。そばにいる子どものアクションにも反応せず、うつろな表情をしています。
対する下の画像は、部屋をきれいにし、身なりを整えたお母さんが笑顔を見せています。
キャシーさんによると、産後うつはその日によって症状が違い、2枚の画像のような状態をいったりきたりするものなのだそう。
実体験をふまえたキャシーさんの投稿は7万件以上のシェアを生み、多くのコメントが寄せられました。
「1人で苦しんでいる人は、この画像をシェアすることで周りと苦しみを共有してほしい」と訴えるキャシーさん。投稿の最後に次のような言葉を残しました。
それは、育児に励むすべての『お母さん』に向けた、心からのエールでした。
産後うつは、周囲の人のサポートがとても重要だといわれています。
不安や悩みを抱えやすい育児中だからこそ、孤独にならないことが大切なのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]