母親が「虚無」から自分を取り戻すまで 育児中の1年半を描いた漫画に共感の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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妊娠や出産は、「母親になる」という選択肢をとった女性に大きな影響を与えます。

子どもを産むにあたって仕事を休んだり、辞めたりすることになった人もいるでしょう。子育てが多忙なあまり、自分の時間を犠牲にしている人も少なくありません。

近年は政府が父親の育児参加を呼びかけるようになったものの、妊娠は女性が担うこともあり母親に負担がかかりがちです。

気付けば『子育てと家事をするだけの人間』になっていた

子育てをしている時の気持ちを漫画で描いたのは、母親のとり(@torikaworks)さん。

結婚や妊娠、子育てを経験するにつれ、いつの間にか自分が『子育てと家事をするだけの人間』になっていたといいます。

子どもが生まれる前に持っていた趣味や仕事、友人との時間。それらは少しずつ削られ、気づいた時にはほとんど残っていなかったそうです。

趣味をやろうと思えるまで、1年半かかった

「趣味をやろう」と思えるようになるまで1年半くらいかかった。それまでは無。まったくの無。虚無。

当時を振り返り、そうつづったとりさん。

「虚無」という言葉が、当時の状況をそのまま表しています。好きなことをする気力すら湧かない時期が、1年半ほど続いたとのこと。

やることが増えても時間は増えないため、何かを犠牲にせざるを得ません。子育ては時間や労力を要するため、そのぶんたくさんのものを捨てなくてはならないのです。

とりさんは子育てをするために捨ててきた『自分を形成するもの』を少しずつ取り戻すことで、生活が変わったといいます。

「自分もそうだ」「グッときた」 多くの母親から共感の声

投稿は拡散され、多くの母親から共感する声が寄せられました。

・漫画を読んで、自分が『子育てと家事だけの人間』になっているって初めて気付きました。

・まさに、いまの自分。この気持ち、すごく分かります…。

・自分もいろいろと捨ててきたけど、少しずつ拾っていきたいと思った。

・子どもが生まれたら、妻と自分でお互いに趣味の時間を持てるよう頑張りたい。

・子どもは可愛いけど、時に「母親になる前は何が好きだったっけ」と思う瞬間がある。

「初めて気付きました」というコメントが象徴するように、自分の変化に気づけていなかった人も少なくないようです。とりさんの漫画が、そのきっかけになったといえます。

母親といえど、1人の人間です。『母親』として生きるあまり、『1人の人間としての自分』を見失ってしまった人もいるでしょう。

そんな時は、子育ての合間に自分の後ろを振り返ってみてはいかがでしょうか。そこには、いままで捨ててきたあなたの大切な物が落ちているかもしれません。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@torikaworks

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