「放っておけない!」 玄関に座っていた見知らぬ犬 優しい女性に保護された結果…?
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「玄関の前に知らない犬が座っているんだけど」
アメリカのカリフォルニア州に住むジェイさんは、1時間ほど離れたところで暮らす両親から、こんな知らせを受けました。
写真に写る犬はガリガリに痩せていて、首輪をしておらず、悲しそうな表情。
彼女は両親に「私が手助けに行くから、犬が逃げないようにできる限り手を尽くして!」と伝えて、車に飛び乗ります。
その間、両親は犬に水と食べ物、毛布などを与えてあげていたそうです。
ルナちゃんという犬を飼っているジェイさんは、家からドッグフードやおやつ、首輪とリードなどを持って駆けつけます。
彼女が到着すると、犬はまだ玄関にいて、ドッグフードをおいしそうに食べてくれました。
時間はすでに午後9時頃でしたが、ジェイさんは犬を連れて救急動物病院へ向かいます。
診察の結果、犬はマイクロチップを装着していなかったため、彼女は犬を自宅へ連れて帰ることにしました。
家に着くと、犬はようやく安心した様子で、ジェイさんと彼女の婚約者に対してすぐに心を開いてくれたそう。
またルナちゃんも、その犬に対して落ち着いた様子で接していたといいます。
しっぽを振ってジェイさんを見つめる犬の表情はまるで「助けてくれてありがとう」といっているようですね。
翌朝、犬はトリミングサロンで伸びてべたついた毛を短くカットされ、体に付いていたダニも除去してもらいました。
犬はサロンでもとても行儀がよく、おりこうだったとのこと。
ジェイさんは周辺地域の迷い犬のサイトに片っぱしからこの犬の情報を載せて、動物保護施設にも連絡をしました。
しかし、1週間以上経っても、その犬の飼い主は見つからなかったのです。
彼女は犬をサニーくんと名付け、動物病院でワクチン接種を済ませました。
保護された時は伸びすぎた毛によって高齢犬のように見えましたが、獣医によると1~2歳のプードルのミックス犬と思われるそう。
また検査の結果、フィラリアやライム病、エーリキア症、アナプラズマ症といった、いずれの感染症も陰性だったそうです。
ジェイさんは、飼い主が見つからなかった場合はサニーくんを飼うつもりでいたそう。
しかし、アパートで2匹の犬を飼うことは簡単ではないため、婚約者の親友の家族が里親になったということです!
こんなに人懐っこい犬が生まれてからずっと野良犬だったということは考えにくく、以前は飼い犬だったのではないかと思われます。
ジェイさんに保護されてからのサニーくんは、とても穏やかな表情で幸せそうです。
サニーくんが突然、ジェイさんの両親宅に現れたのは、本能的に『助けてくれる人の家』が分かったからなのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]