金閣寺、全焼直後の映像 今からは想像もつかない黒コゲの柱や仏像
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- 出典
- きょうの蔵出しNHK
京都の観光地として有名な通称・金閣寺(正式名称・鹿苑寺)は、1950年の7月2日に、放火によって全焼しました。
三島由紀夫の小説『金閣寺』の元となった事件です。
現在の金箔で輝くお寺からは、燃えてしまった姿を想像することができません。
しかし、この映像を見ることで、被害直後の煙立つような現場の空気や、見に来た人のショックの深さを感じ取ることができます。
輝きの消失
お坊さんがお寺の残骸の中を確認しながら歩く姿は、悲壮感が漂います。
また、警察の調査している姿を見ると、「これは自然発火や火の不始末ではなく、事件だったのだ」ということが生々しく伝わってきますね。
内部犯行であり、放火の犯人は金閣寺の徒弟である林承賢でした。
警察は放火の証拠や、遺留品などを探したことでしょう。
文化財の被害も甚大でした。ほぼすべての文化財が燃えてしまっています。
ただ1つ残った金箔の鳳凰が救いです。
再建後は、使用した金箔の厚みや総額が話題となりました。
現在の金閣寺は、職人の丁寧な仕事によりとても美しくよみがえっていますが、このように傷つけられた歴史があることも忘れずにいたいですね。
[文・構成/grape編集部]