魚焼きグリルの意外な調理法に「その手があったか」 トーストがあっという間に…?
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朝の忙しい時間でも、サッと作れるトースト。工程は少ないですが、焼き上がりまでの時間を持て余した経験はありませんか。
特に一般的なオーブンレンジのトースト機能では、両面を焼くために一度裏返す工程が必要です。そのため、つきっきりで結構な時間かかってしまいますよね。つい待ちきれず早めに取り出してしまい、ムラができたまま食べてしまったという人もいるはずです。
そんな事態を繰り返さないためにも、トーストは早く焼き上がったほうが嬉しいですよね。そこで、オーブンレンジのトースト機能よりも圧倒的に時短できる裏技をご紹介します。
どの家庭にもあるあの調理器具を使うと、あっという間にトーストできるのです。
「魚焼きグリル」で超時短トースト
オーブンレンジのトースト機能よりも圧倒的に時短で焼ける調理器具とは、「魚焼きグリル」です。
魚を焼いた後、「洗うのが面倒」だからと、あまり使わないご家庭もあるのではないでしょうか。実はこの魚焼きグリル、トーストを焼くのに便利なのです。
実際に、筆者宅のオーブンレンジと魚焼きグリルで焼き上がり時間を検証してみました。
まずは、オーブンレンジのトースト機能から計測します。普段通り、オーブン用の皿を設置し、食パンを入れてスタート。
片面が焼けるとお知らせ音が鳴るので、裏返します。そして、2回目の音が鳴ったらようやく完成です。
時間は4分58秒でした。
続いて、魚焼きグリルで計測します。グリルの網に、くしゃくしゃにしたアルミホイルを敷いて食パンを設置。火力が強すぎるとすぐに焦げてしまうため、弱火にしてスタート。
すると2分経たずに片面が焼けました。いったんグリルを開けて裏返したら、そのまま加熱。裏面もあっという間に焼け、完成! ムラもなくきれいに焼けています。
結果はなんと2分47秒でした。
オーブンレンジのトースト機能でおよそ5分かかったのが、魚焼きグリルならたったの3分弱です。つまり 2分以上の時短を実現!忙しい朝の2分はかなり大きいですよね。
ただここで1つ、注意点です。魚焼きグリルは高熱なので、すぐに焦げてしまいます。急いで火を強めようものならあっという間に真っ黒焦げです。
そうならないために、弱火でじっくりと焼くことがポイントとなります。その結果、外はカリッと中はふんわり、理想的なトーストが作れますよ。
さらに、気になる魚のにおいについても安心してください。魚焼きグリルで焼いても、トーストに魚のにおいが移ることはありませんでした。
この裏技、ピザトーストなどほかの料理にも応用できます。もしご家庭のキッチンで魚焼きグリルが眠った状態なら、ぜひ一度試してみてください。
[文・構成/grape編集部]