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- 出典
- 花王公式サイト
化粧品の管理に気を使っている人は、化粧品の品質をいい状態に保つため、冷蔵庫で保存しているかもしれません。
冷蔵庫で冷やした化粧品は肌に乗せた時の感触もひんやりとして心地よく、一見賢い保存方法のように思えますが、実際のところはどうなのでしょうか。化粧品も多く取り扱う花王が、公式サイトで教えてくれました。
化粧品は冷蔵庫で保存するべきなのか
例えば生鮮食品は、冷蔵庫で冷やして保存しているほうが長持ちします。
それと同じように、化粧品も冷蔵庫で保存するほうが長持ちしそうだ、と直感的に考える人も多いのではないでしょうか。
実際のところ、化粧品を冷蔵庫で保存しても使用期限が伸びたり長持ちしたりすることはないようです。
一般的な化粧品にはほとんどの場合で保存料が含まれており、常温で保存していても特に問題なく使用期限まで品質が保たれるようになっています。
一方、保存料をはじめとした添加物が使用されていないオーガニックコスメ、ナチュラルコスメなどのなかには冷蔵庫で保存したほうがいいものもあります。
そういった商品の場合は冷蔵で保管するようにと注意書きがあるはずなので、しっかりラベルを確認するようにしましょう。
化粧品の冷蔵保存はデメリットが多い
一般的な化粧品の冷蔵保存には、メリットよりもむしろデメリットのほうが多いです。
化粧品は、温度や湿度の変化がなるべく少ない環境で保存するのが理想です。直射日光の当たらない常温の場所で保存していれば、温度や湿度の急激な変化にさらされることはありません。
しかし冷蔵庫で保管している場合、使用する際に冷蔵庫から取り出すことで急激な温度変化が起こってしまいます。それによって、品質が劣化してしまったり、テクスチャーが変わってしまったりすることもあるとのこと。
どんなものも冷蔵庫で冷やすと長持ちするような印象があるかもしれませんが、化粧品に関してはその限りではない、ということですね。
夏場の暑さも手伝いついつい冷蔵庫に入れておきたくなりますが、保存料が使用されている化粧品に関しては直射日光の当たらない常温の場所で保管するのがベスト。
また、ラベルの注意書きなどをよく読み、正しい保存方法、正しい期間で使い切ることが、お肌にとってもっとも安全と覚えておきましょう。
[文・構成/grape編集部]