チーズナンのカロリー量・脂質量を解説！ ほかのナンとの比較やダイエットに最適な食べ方
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「チーズナンは太りそう…」「チーズナンとカレーでカロリーはどのくらいになるのかな」「プレーンナンとどれくらいカロリーが違うのか知りたい」とお悩みの人もいるのではないでしょうか。
チーズナンは確かに高カロリーですが、食べ合わせを変えるなど工夫をすればカロリーを抑えられます。
本記事では、チーズナンのカロリー量やほかの食品との比較、カロリーを抑えて食べる方法について解説します。できるだけカロリーを気にせずチーズナンを食べたい人は、ぜひ最後までお読みください。
チーズナンは食べ方次第でカロリーを抑えられる
チーズナンは小麦粉が多く使われているうえに、チーズも含まれています。１食あたりのカロリーは４４４kcalもあるため、高カロリーな食品だといえます。
しかし、食べ合わせ次第でカロリーを抑えることは可能です。例えば、チーズナンを食べたあとは低カロリーな食事に置き換えるなどすれば、トータルでの摂取カロリーを抑えられるでしょう。
また、チーズにはタンパク質が豊富に含まれています。タンパク質は筋肉を作る元になる重要な栄養素なので、身体に悪いと一概にいえるわけではありません。
ただし、チーズナンには現代人が過剰に摂取しがちな糖質も多く含まれています。どんな食品にもいえることですが 、食べすぎには注意しましょう。
チーズナンのカロリー量とほかの食材との比較
チーズナンのカロリーや１枚あたりの大きさは、店舗や商品によって異なります。一般的なチーズナンの場合、１枚あたり４４４kcalが目安です。
ナンと同じく、カレーと食べることが多いナンやライス、パンとのカロリーを比較してみましょう。大切なのは『１００gあたりのカロリー』ではなく『１食あたりのカロリー』で比較することです。
ナン
チーズナンのカロリー量は、プレーンナンの約１.７倍です。ナンは小麦粉を主原料にして作られているため、そのものが高カロリーだといえるでしょう。
参考までに、各種ナンのカロリーをまとめてみました。
ガーリックナンは、チーズナンより低カロリーです。しかし、ニンニクには食欲を促進させる効果があるため、ついつい食べすぎてしまう傾向があります。
また、カブリナンにはアーモンドやココナッツ、レーズンなどのドライフルーツが入っています。材料に明確な決まりはないため、予想以上の高カロリーになる場合もあるでしょう。
さらに、チョコレートナンには甘いチョコレートが使われているため、チーズナンよりカロリーが高くなることが多いです。
ライス
カレーと食べるライスは、うるち米かインディカ米が一般的です。チーズナンとそれぞれのライスのカロリーを確認してみましょう。
１食あたり約１５０gだと仮定すると、うるち米は２３４kcal、インディカ米は２７６kcalです。いずれも、１食あたりのカロリーはチーズナンより低くなります。
しかし、ライスは多めに盛られることが多いため注意しましょう。ライスの量が約２５０gを超えると、チーズナンと同程度のカロリー量になってしまいます。
パン
インドカレーには、チャパティやロティなどインドのパンが合います。しかし、日本人にとってあまり一般的ではないので、イメージしやすい食パンなどで比較してみましょう。
パンの大きさは店によって異なります。目安として、食パンやクロワッサンなら３つ、フランスパンなら２/３以上食べるとチーズナンのカロリーを超えると考えておきましょう。
ただし、パンを食べてもチーズナンほどの満足感が得られず、食べすぎてしまう可能性があります。あらかじめ１個あたりのカロリー量を把握して、計算してから食べるのがおすすめです。
チーズナンとカレーを一緒に食べた時の合計カロリー量
チーズナンはカレーと一緒に食べることが多いため、カロリーを気にするならカレーについても考慮する必要があるでしょう。市販のカレーならパッケージに表示されていますが、インド料理店で食べる場合は具体的なカロリー量が分かりません。
また、同じカレーでも店舗によって使われている材料が異なるため、カロリー量に差が出るケースも考えられます。具体的なカロリーは分からないため、それぞれのカレーにおけるカロリー・糖質の傾向について理解しておきましょう。
チーズナンで気にするのはカロリーではなく糖質と脂質
チーズナンを食べる際は、カロリーだけでなく糖質や脂質も確認しておきましょう。ここでは、チーズナンの糖質や脂質について解説します。
糖質
チーズナンに限らず、ナンは基本的に炭水化物や糖質が多いです。１００gあたりの糖質量はプレーンナンで４６.５g、チーズナンで４８.６gなので、あまり差はありません。
ナンはライスやパンと違って量を調節しにくいため、糖質量を比較しやすいといえます。同じカロリー量だけ食べるのであれば、チーズナンのほうが糖質は少なくなります。
脂質
チーズナンにはチーズが含まれているため、プレーンナンと比べて高脂質です。また、ライスやパンと比べても脂質が多い傾向にあります。
また、チーズナンに含まれるチーズの量は決まっていません。チーズが中にたくさん詰まっているナンの場合、より高脂質になるでしょう。
高カロリーなチーズナンでも太りにくくできる方法４選
チーズナンは高脂質・高カロリーですが、食べ方や組み合わせ次第で太りにくくすることも可能です。カロリーを抑えてチーズナンを食べる方法を見ていきましょう。
１.サラダから食べる
サラダから食べると、野菜に含まれる食物繊維によって糖質や脂質の吸収がゆるやかになります。インスリンの働きが穏やかになり、結果的に脂肪が付きにくくなるためです。
インドカレー店でカレーを頼むと、ほとんどのケースでサラダが付いてきます。セット内容にサラダが含まれない場合でも、追加で注文するようにしましょう。
２.前後の食事で調整する
高カロリーなものを食べて体重が一時的に増加しても、すぐ脂肪に変わるわけではないため、その後の食事で調整可能です。ただし、短期間で極端な食事制限をすると、ストレスが溜まる原因になるため注意しましょう。
あらかじめチーズナンを食べると決まっていれば、前の日から食事を調整できます。また、突然食べることになっても、しばらくはカロリーや糖質、脂質を抑えた食事を取るようにするとよいでしょう。
３.スパイスの種類が多いカレーと一緒に食べる
スパイスには発汗作用や脂肪燃焼作用があります。したがって、下記のような香辛料を多く使用しているカレーを選ぶとよいでしょう。
４.運動でカロリーを消費する
チーズナンを食べて太るのが気になる場合、運動でカロリー消費するのが有効です。１日のトータルの消費カロリーが摂取カロリーを上回っていれば問題ありません。
ただし、チーズナンのカロリーは４４４kcalなので、運動で消費するのは大変です。チーズナンで摂取したカロリーを消費するのに必要な運動時間は、以下の通りです。
また、運動ではなく日常的な活動に置き換えると以下のようになります。
消費カロリーは、体重や普段の運動量・筋肉量などによって変わります。気になる人は、ご自身の基礎代謝を計算して、摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにしましょう。
基礎代謝は計算式でも求められますが、計算サイトを使えば簡単に調べられます。
チーズナンを食べる時の注意点
チーズナンは高カロリーですが、食べ方や組み合わせ次第ではダイエット中でも問題ありません。しかし、チーズと別の材料が加わったナンだと、調整が難しくなるため注意しましょう。
例えば、以下のようなナンだとカロリーや糖質がさらに高くなってしまいます。
ガーリックチーズナンの場合、にんにく自体は低カロリーですが、食欲増進の効果によって食べすぎやすくなってしまいます。
また、ココナッツチーズナンはエネルギーになりやすい中鎖脂肪酸などを含みますが、脂質が多くカロリーも高いためダイエット中に食べるのはおすすめできません。
脂質がエネルギーとして消費されずに残ると、体脂肪に変わってしまいます。複数の材料が入ったナンは脂質やカロリーの計算が難しくなってしまうため、できる限り避けるのがおすすめです。
チーズナンカロリーのまとめ
チーズナンは高脂質・高カロリーですが、食べ方次第で太りにくくすることが可能です。カロリーを気にする場合は、前後の食事や習慣的な運動で管理しましょう。
食べたいものを無理に我慢すると、ストレスが溜まる原因になり、かえって食べすぎてしまう可能性があります。楽しく健康的に食事を楽しむためにも、１日あたりのカロリー量をしっかり計算することが大切です。
[文・構成／grape編集部]