米袋の中から出てきたのは… 動物保護団体の投稿に衝撃が広がる「心が痛む」
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日本をはじめ多くの国では、動物保護施設に引き取られる犬は、事情があって飼えなくなったペットや野良犬などが多いでしょう。
しかしフィリピンでは、それらとは違う状況で保護される犬たちがいます。
それは…違法の犬肉売買。
動物保護団体『アニマル・キングダム・ファウンデーション(以下AKF)』は、人間の食用にされる残酷な犬の屠殺(とさつ)をなくす活動をしています。
2022年夏、『AKF』のスタッフは犬肉の販売業者から複数の米袋を奪うことに成功しました。
それらの袋の中に入っていたのは…生きた犬。この日だけで12匹の命が救われました。
のちにピラールちゃんと名付けられた犬は、その12匹のうちの1匹でした。
恐ろしい経験をしたピラールちゃんは心身の回復のための時間が必要だったといいます。
そんなピラールちゃんを献身的に世話していたのが、『AKF』のボランティアスタッフのダイアナさん。
ピラールちゃんはダイアナさんからたっぷりの愛情をもらい、徐々に元気になっていきました。
そして2023年10月、ピラールちゃんは譲渡イベントに参加して正式な里親が決まったのです!
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
※動画はInstagram上で再生できます。
ダイアナさんは里親の車に乗せたピラールちゃんを何度も抱きしめて、手で涙をぬぐっています。
ピラールちゃんに家族ができることが喜びだと分かっていても、やはり別れはさびしいのでしょう。
彼女がどれほどピラールちゃんに愛情を注いできたのかが分かりますね。
これらの投稿には祝福と、ダイアナさんへの共感を示す声が上がりました。
・泣かせるね。ダイアナさんの気持ちが分かる。でもピラールちゃんが永遠の家を見つけたことは嬉しいな。
・ピラールちゃんも、ダイアナさんとの別れを悲しんでいるように見えるね。
・ピラールちゃん、よかったね!新しい家族があなたをいっぱいの愛情と、お腹のなでなでと、おいしいおやつで甘やかしくれますように!
・心が痛む。犬たちにこんな残酷なことをするのはやめて!
ピラールちゃんと11匹の犬たちが助け出された後、『AKF』はその犬肉売買の業者を訴えて、業者は逮捕されたということです。
犬肉売買業者の手に渡った犬たちは、運よく助かっても鼻先をきつく縛られるなどして大けがを負うケースも多いといいます。
その犬たちの肉体的、精神的な苦痛は想像するだけで胸が締め付けられそうです。
『AKF』は道路に大きな看板を掲げるなどして、違法の犬肉売買業者の摘発を訴えています。
フィリピンにいるすべての犬が、ピラールちゃんのように優しい家族の元で暮らせるように願わずにいられません。
[文・構成/grape編集部]