モヒートとはどんなカクテル? 歴史やレシピも解説!
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- 出典
- 養命酒製造株式会社
カクテルにはさまざまな種類があり、人によって好みは異なりますが、さっぱりした飲み口とミントの香りが特徴的なモヒートは、飲みやすさと味から人気の高いカクテル。
モヒートはどこで生まれたカクテルでどのような歴史から生まれたのか、気になる人もいるのではないでしょうか。また、アレンジの幅も広いカクテルなので、さらにおいしくモヒートを楽しめるアレンジレシピが気になる人もいるでしょう。
この記事では、モヒートの歴史や楽しみ方のほか、おいしいモヒートのレシピの紹介もしていきます。モヒートを飲んだことがない人から、普段から好きでよくモヒートを飲む人まで、ぜひ参考にしてください。
モヒートとは?
※写真はイメージ
まずはモヒートというお酒について、その歴史や作り方などを解説していきます。多くの種類が存在するカクテルですが、実は背景を調べてみると、何世紀も前に誕生していたり、思わぬ理由で生まれた歴史があったりと、興味深い話もいろいろあります。
また、基本的なモヒートの作り方を知っておくことで、自宅でも気軽にモヒートを作れるので、「バーでモヒートを頼むけど家では作り方が分からない」という人も、ぜひ参考にしてみてください。
モヒートの歴史
現代で多くの人々に愛飲されているモヒートですが、その起源はなんと16世紀頃までさかのぼります。16世紀頃に活躍していたとされる、とある海賊が作ったラム酒のカクテルを、キューバに伝えたことが始まりなのだとか。
このカクテルが、ラム酒にミントやライムなどの具材を入れて作るカクテルだったとされており、海賊を始めとした船乗りたちに流行していた『壊血病』という病気を予防できると信じられていたそうです。
名前も特徴的なモヒートですが、現在にいたっても明確な由来は分かっていません。有力とされている説では、スペイン語の『mojar』という単語。『濡れた』や『濡れる』という意味の『モハー』と発音するこの単語が、モヒートの元になったのではないかとされています。
一般的なモヒートの作り方
モヒートはかなりシンプルなカクテルなので、作り方も簡単です。まずグラスを用意し、グラスの中にたくさんのクラッシュアイスを用意しましょう。
そこにミントの葉や砂糖のほか、ライムなども入れてつぶしていきます。十分につぶせたら、後は好みのラム酒と炭酸水を入れて混ぜることで、モヒートは完成です。
分量的には、グラスの3割ほどラム酒を入れて、7割ほど炭酸水を入れることで、ベストな割合になります。ラム酒の風味をもう少し強く味わいたい場合は、炭酸水の量を調整することで、違った味わいが楽しめるので、好みに合わせて調整しましょう。
モヒートの度数はどれくらい?
モヒートを飲む時に気になるのが、アルコール度数でしょう。モヒートに使用されるラム酒はかなり度数が高いお酒で、およそ35%~40%と高いアルコール度数です。
しかし、モヒートを作る時には度数の高いラム酒を炭酸水と割るので、実際に飲むカクテルは10%前後ほどのアルコール度数になります。
また、お酒がそもそも苦手な人でも、炭酸水の量を増やすなどで調節ができるので、自身に合ったベストな割合を探して飲んでみるのもおすすめです。
モヒートはどのような味?
気になるモヒートの味ですが、簡単に表現すると『さわやかでスッキリとした味』です。モヒートに使われるラム酒は、基本的には甘みと苦みがバランスよくまとまっているお酒で、深みも感じられるのが特徴。
そこに、モヒートを作る時に入れるミントのさわやかな香りと、ライムの酸味と甘い風味も加わります。炭酸による爽快感のあるノド越しも相まって、さわやかでスッキリとした味に感じられるでしょう。
味の感じ方は人それぞれではあるものの、カクテルの中では比較的口当たりに癖がなく、飲みやすい味といえます。
モヒートはお酒が苦手な人にもおすすめ?
モヒートはカクテルの中では口当たりが優しく、さっぱりと飲みやすいので、お酒があまり得意ではない人にもおすすめです。
注意点としては、アルコール度数が10%ほどあるのでアルコールを飲んで体調が悪くなる人にはおすすめできません。
もしアルコールが極度に苦手な場合は、やはりラム酒と炭酸水の割合を調節し、アルコール感を薄くしましょう。ラム酒の味自体は薄くなってしまいますが、爽快な口当たりは変わらずに飲めるので、お酒が苦手な人にはおすすめです。
モヒートの楽しみ方
※写真はイメージ
モヒートがどのようなカクテルなのかを解説してきましたが、実はモヒートにはさまざまな楽しみ方があります。この楽しみ方を覚えることで、よりモヒートをおいしく飲めるでしょう。
そこで、ここからはモヒートをよりおいしく飲むための楽しみ方について解説していくので、ぜひ参考にしてください。
モヒートを飲むおすすめの時期
モヒートを飲む時期は、やはり暑い時期がおすすめ。モヒートはラム酒のまろやかな味に、ミントやライムの風味が足された、さわやかな飲み口が楽しめるカクテルです。
そのため、暑い夏に、キンキンに冷えたモヒートを飲むことで、よりモヒートの爽快感を楽しめます。ぜひ暑い季節に、モヒートを作ってみてください。
実際に作って楽しむ
モヒートは実際に自分で作ってみるのがおすすめのカクテルです。ほかのさまざまなカクテルと比較すると、調達に手間がかかる具材などがないので、手軽に自分で作れます。
自分で作ることで、好みの分量で味の調節ができたり、自分なりにアレンジできたりと、よりモヒートを自由に楽しめるでしょう。ラム酒や炭酸水を用意しつつ、ライムやミントなどを用意して、実際に作ってみてください。
アレンジしてみる
一般的なモヒートを楽しむのもいいですが、モヒートを好みにアレンジして楽しむのもおすすめです。モヒートはアレンジの幅が広いカクテルで、ライム以外にもグレープフルーツを足したり、炭酸水をトニックウォーターにしたりと、自在にアレンジができます。
アレンジの仕方によってもモヒートの味はかなり変わり、お酒が苦手な人でも飲みやすい味に変えることもできるので、アレンジしてモヒートを楽しんでみてください。
缶の市販品で楽しむ
モヒートを作るのが手間に感じる場合は、市販されているモヒートを楽しむのはいかがでしょうか。実はモヒートテイストの缶飲料も多く発売されており、味のクオリティもかなり高いです。
種類によってはアレンジが施されているものもあり、ライムではなくブドウが使われているものや、ラム酒の銘柄にこだわりがあるものなど、缶のモヒートでも魅力を存分に楽しめます。
アルコールが苦手な人はノンアルコールでも
お酒を飲むことで体調が悪くなってしまう人におすすめの楽しみ方が、ノンアルコールのモヒートを作ることです。ラム酒と炭酸水の割合を調整してアルコール感を抑える方法も前述しましたが、実はノンアルコールのモヒートも作れます。
基本的には、通常のモヒートのレシピからラム酒を抜くだけでも、ミントやライムのさわやかな香りを楽しめるノンアルコールモヒートが作れますよ。
モヒートの味が好きでも、アルコールとの相性が悪い人は、ぜひノンアルコールモヒートを作ってみてください。
養命酒が紹介するおすすめモヒートレシピ4選
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ここからは養命酒製造株式会社(以下、養命酒)がウェブサイトで紹介しているおすすめモヒートアレンジレシピを紹介していきます。
モヒートもアレンジ次第でまったく違う味に変えられ、独特なおいしさを感じられるので、ぜひ参考にアレンジしてみてください。
「香の雫」とパクチーでエスニック風モヒート
最初に紹介するのは、通常のモヒートに簡単なアレンジを加えたレシピです。レモンが加えられているほか、パクチーも入っているので、エスニックで香りが際立つモヒートに仕上がっています。
とても飲みやすく、レモンやライムのフルーティーな風味と、パクチーの香りがとにかく堪能できるので、お酒初心者の人にもおすすめです。
「香の雫」とジュースでつくるモヒート風カクテル
次に紹介するのは、ジンジャーエールが加えられたジュース風モヒートです。ジンジャーエールが炭酸水の代わりに入ることで、より飲みやすいジュース感があるモヒートにできます。お酒に飲みやすさを求めている人におすすめです。
キューバミント×「ハーブの恵み」フレッシュすぎるモヒート
次に紹介するのは、ハーブの香りが楽しめるモヒートです。養命酒が製造しているハーブリキュール『ハーブの恵み』を使用しており、非常にフレッシュな味わいが特徴的なモヒートに仕上がっています。
ハーブの香りが好きな人や、フレッシュな味わいのカクテルが好きな人におすすめです。
ほてりを冷ます レモンとミントのモヒートドリンク
最後に紹介するのは、ノンアルコールで楽しめるモヒートレシピです。ライムの代わりにレモンを使っており、より酸味の効いたさわやかな味わいのモヒートとなっています。お酒が苦手な人におすすめのレシピです。
モヒートのさわやかな味で暑い季節を乗り切りろう
今回はモヒートの歴史や楽しみ方のほか、おすすめのレシピも紹介しました。モヒートはさわやかなミントの香りにライムや砂糖の甘さも感じられる爽快感抜群のカクテルです。
楽しみ方もさまざまで、アレンジもしやすいので、お酒が苦手であまり飲めない人にもおすすめできます。もし本記事を見てモヒートが気になった人は、ぜひ一度紹介しているレシピなどを参考にしていただき、モヒートを作ってみてはいかがでしょうか。
炭酸の爽快なノド越しとミントやライムの透き通るような風味が、飲む人を楽しませてくれますよ。
・お酒は20歳を過ぎてから。
・飲酒運転は法律で禁じられています。
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・飲酒は適量を。
・飲んだ後はリサイクル。
[文・構成/grape編集部]