危険だから絶対にやらないで 小麦粉のNG行為に「これは知らなかった」「怖すぎる」
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- 出典
- 日清製粉ウェルナ
さまざまな組み合わせがあり、結果の可能性が無限大である点から、「料理は科学実験に似ている」といわれることがあります。
従来とは異なる方法で、独自のアレンジを加えて『実験』をした結果、おいしいものができあがると、誰もが嬉しい気持ちになるでしょう。
しかし、最低限の正しい調理方法を心がけなければ、実験を失敗したかのような大惨事につながってしまうかもしれません。
小麦粉を使う時の『実は知られていない落とし穴』に驚く声
クッキーやドーナツなどのスイーツをはじめ、パンやグラタン、揚げ物を調理する時など、あらゆる場面で活躍する小麦粉。
多くの家庭に常備されている、おなじみの材料ですが、全国でこういった『事故』が報告されていることをご存じですか。
「小麦粉を油で揚げていたら、突然破裂した!」
※写真はイメージ
油で揚げる多くの料理に、小麦粉をまぶす工程があります。
しかし、誤った方法で調理をすると、粉塵(ふんじん)爆発することで油が勢いよく飛び散り、やけどや火事に発展するケースがあるのだとか。
そういった事故を防ぐため、絶対に覚えておきたい『NG行為』は、『ベーキングパウダーと砂糖を混ぜずに小麦粉を揚げる』というもの。
小麦粉のパッケージや成分表示には、小麦粉を使って揚げる際100gの小麦粉に対して、3g以上のベーキングパウダーと10g以上の砂糖を必ず混ぜるよう、注意が記載されていることがあります。
『日清クッキングフラワー』などの小麦粉を販売する株式会社日清製粉ウェルナは、その理由について、ウェブサイトでこのようにつづりました。
ベーキングパウダーと砂糖を入れる目的は、膜の下にできた水蒸気を逃すため。
それらを使わずに小麦粉のみで揚げると、膜の下の水蒸気が逃げ場を失くして膨張し、圧力がかかることで爆発してしまうのです。
調理中の油は高温。そのため、勢いよく大量の油が飛び散ることでやけどにつながるほか、引火することで火事に発展する恐れがあります。
小麦粉を販売する企業だけでなく、東京都消費生活総合センターなども以前から注意喚起を行っている、この情報。しかし、普段使いする材料だからこそ、こういった注意書きは見落としがちなのかもしれません。
現にSNSでは、この情報が話題になると「わりと料理をするほうだけど、これは知らなかった…」「怖すぎる。まさに『料理は科学実験』だなあ」といった驚く声が相次いでいます。
これを機に、普段から使っている材料のパッケージや成分表示などに、改めて目を通して見てはいかがでしょうか。そこには、初めて知る重要な情報が載っているかもしれませんよ。
[文・構成/grape編集部]