黙々と排水溝に手を伸ばす警察官 理由に「優しい動画」「ありがとう」
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- 出典
- Marin Humane
アメリカのカリフォルニア州にある動物保護施設『マリン・ヒューメイン』に、親切な人から「カモの親子が排水溝に閉じ込められています」という通報がありました。
現場に向かった動物管理担当の警察官であるチミヨッティさんは、子ガモたちがいる排水溝がすぐに特定できたようです。
なぜならその排水溝のそばで、母ガモが「ここよ!助けて!」というように、ウロウロしていたから。
チミヨッティさんは排水溝の蓋を外して、落ちた子ガモを1羽ずつ助け始めます。
心配する母ガモが見守る中、彼が子ガモたちを救助する様子をご覧ください。
母ガモはチミヨッティさんの近くで、子ガモたちを呼ぶように鳴き続けていますね。
助け出された子ガモたちは、まるで「ママー!」というようにピーピーと鳴きながら母ガモに駆け寄っていきました。
彼が救助した子ガモは合計10羽!
9羽目と10羽目はかなり奥のほうにいたようで、チミヨッティさんは道路に寝そべって手を伸ばしています。
こうして、すべての子ガモたちが母ガモと再会できました!
『マリン・ヒューメイン』がFacebookに投稿した動画には、喜びの声が上がっています。
・素晴らしい救助だ!赤ちゃんたちを救ってくれてありがとう。
・なんて優しい動画なんだろう。
・すべてのヒーローがマントを着ているわけじゃない。
幸い子ガモたちにケガはなかったようで、親子は安全な場所へ向かったということです。
チミヨッティさんは、助けた後に母ガモとは違う方向へ走って行った子ガモを心配そうに見ています。
また、最後のほうでは排水溝の中にあったダンボールを取り除いて、取り残されている子ガモがいないか注意深く探していますね。
きっと彼は、動物が好きな優しい人なのでしょう。
子ガモを救助している間、すぐ横を何台もの車が通り過ぎています。
親切な人が困った母ガモに気付き、『マリン・ヒューメイン』に連絡しなかったら、子ガモたちはどうなっていたことか…。
心優しい人たちのおかげで、カモの親子が再会できてよかったですね。
[文・構成/grape編集部]