このウサギを知りませんか? 空港職員が作ったユニークな『動画』に称賛の声
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多くの人が行き交う空港ではたくさんの忘れ物や落とし物が見つかります。
巨大な空港内のどこで落としたかすら分からない場合は、探すのを諦めてしまう落とし主もいるでしょう。
迷子のウサギの持ち主を探せ!
アメリカのペンシルベニア州にあるピッツバーグ国際空港で、乗客の忘れ物が見つかりました。
手荷物受取所に残されていたのは…ウサギのぬいぐるみ。
通常ならこのような忘れ物は遺失物を管理する場所に保管され、落とし主からの連絡を待つことになるでしょう。
ところがピッツバーグ国際空港のスタッフはあるアイディアを思い付きます。
それは、迷子のウサギの持ち主を探すビデオを作ること。
実際の動画がこちらです。
動画に映っているのは、スタッフたちに抱かれて空港内を案内してもらうウサギの様子。
同空港の名物のティラノサウルスの骨格標本に出会ったり、飛行機を間近で見たりして、空港ツアーを楽しんだようです。
しかしどんなに厚いおもてなしを受けても、やはり持ち主の家が一番。
「私たちはこのウサギにたくさんの愛情を示しましたが、この子には自分のお家で温かく抱きしめてもらってほしいのです」とつづると、動画が話題になり拡散されました。
その結果、すぐにウサギの持ち主が見つかったのです!
持ち主は6歳のウェイリンちゃんで、ウサギの名前はバニーちゃんというのだそう。
翌日にはウェイリンちゃんの祖父母が引き取りに来て、バニーちゃんは無事に家に帰ることができました。
この一連の投稿には「バニーちゃん、お帰り」「ハッピーエンドでよかった」「空港職員のみなさん、グッジョブ」など喜びの声が上がりました。
幼い子供にとってぬいぐるみは友達のような存在です。バニーちゃんがいなくなって、ウェイリンちゃんは悲しんでいたでしょう。
そんな子供の気持ちを察して、心温まるビデオを作った空港スタッフのみなさんに大きな拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]