もし目に当たったら… ゾッとする『傘』の実験結果に「本当に危ない」「こういう人いる」
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2025年6月10日、気象庁は、関東甲信と北陸地方の『梅雨入り』を発表しました。
本格的に梅雨前線が活発になると、傘を持ち歩く機会が増えますよね。
実は、傘を畳んだ状態で持ち歩く時、持ち方によっては危険な事故につながりやすいことをご存じでしょうか。
危ない傘の持ち方とは?
東京都はYouTubeにて、傘の持ち方に関する、注意喚起の動画を公開。
階段やエスカレーターで、傘を『横向き』に持つと、後ろを歩く人の顔や胸に当たる可能性があることを、実験動画を通して呼びかけています。
傘が当たるとどうなるのかを検証した、マネキンなどを使った実験映像をご覧ください。
歩行時の腕の振りを再現するため、振り子装置に傘を横向きに固定して、45度の角度から、マネキンに向かって振り下ろしました。
傘が当たったマネキンの頭は、激しく揺さぶられています。
同じ勢いで、人の顔や身体に当たった場合、失明や骨折などの大ケガを負う可能性があるのだとか。
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東京都は、動画の公開に合わせて、運営している情報サイト『東京くらしWEB』も更新。
インターネット上で、東京都在住の20歳以上の男女2千人を対象に行った、アンケート調査の結果を掲載しています。
調査結果によると、傘を横向きにして持つ人は、真っ直ぐ地面に向けて持つ人よりも、他者へ危害を加える可能性が3倍以上も高まるとのこと。
また、「階段で、横持ちしている人の傘がみぞおちに刺さった」「エスカレーターで前の人の傘が目に入りそうになった」といった、実際の事例も紹介しています。
被害者にも加害者にもならないために、傘の持ち方や向きを、きちんと意識する必要がありますね。
東京都は、傘を利用する時は、このような点に注意するよう呼びかけました。
雨が降ると、道路の渋滞や、電車の遅延が発生しがちです。時間に追われて気持ちが焦ると、傘の持ち方に気が回らなるでしょう。
また、階段やエスカレーターだけではなく、平らな道であっても、身長の低い子供が後ろにいると、傘と衝突する危険があります。
痛ましい事故が起きないように、一人ひとりが思いやりを持って、どのような場面でも、傘の持ち方を意識することが大切ですね。
[文・構成/grape編集部]