「知らなかった」 ナンバープレートで使われない『4つの文字』とその理由は…?
公開: 更新:

※写真はイメージ

まだザルを振ってる? そうめんの水切りは…「家族が絶賛」「夏ずっとやる」暑い日にぴったりな夏の定番、そうめん。ツルっとしたノドごしがよいですが、水をしっかり切らないとめんつゆが薄まってしまいがちです。 ざるを上下に振って水切りする人がほとんどかもしれませんが、意外と水分が残ってしまい、「食べ...

炊飯器に6Pチーズを並べて炊くと… 完成形に「マジかよ」「今日作る」コンビニやスーパーで手軽に購入できる『6Pチーズ』。なんと、炊飯器に研いだお米と6Pチーズを入れてスイッチを押すだけで、濃厚なチーズリゾットが完成するのです。本記事では、チーズにまつわる裏技をまとめて紹介します。
- 取材協力
- 一般社団法人 全国自動車標板協議会
車の『自動車登録番号標(通称、ナンバープレート)』には、地名や数字などと一緒に、1文字のひらがなが記載されています。
一見、ランダムにも思えますが、実はそれぞれに意味があることをご存じでしょうか。
ひらがなの意味と使われ方について、ナンバープレートの交付を行う、一般社団法人全国自動車標板協議会(以下、全国自動車標板協議会)に聞いてみました。
まず、ナンバープレートは、以下のように構成されています。
①その車両が登録されている運輸監理部、運輸支局または自動車検査登録事務所などを表示する文字(『品川』などの地名)。
②自動車の種類、用途を表す分類番号。
③事業用、自家用などを区別する文字。
④一連指定番号(『・・・1』~『99-99』までの番号)。
※画像はイメージ
このうち、ひらがなは『事業用、自家用などを区別する文字』として用いられています。
つまり、使われているひらがなを見れば、車が事業用なのか自家用なのか、またはレンタカーなのかが分かるということです。
※写真はイメージ
使用されているひらがなは以下の通り。
・事業用
あ、い、う、え、か、き、く、け、こ、を
・自家用(一般)
さ、す、せ、そ、た、ち、つ、て、と、な、に、ぬ、ね、の、は、ひ、ふ、ほ、ま、み、む、め、も、や、ゆ、ら、り、る、ろ
・一般用(レンタカー)
わ、れ
・駐留軍人軍属私有車両
E、H、K、M、T、Y、よ
上記の使用文字一覧を見ると、実は抜けているひらがながあります。
それが、『お、し、へ、ん』の4文字です。
全国自動車標板協議会によると、「これら4つの文字はナンバープレートには使用されない」とのこと。
なぜ使われないのか、その理由を聞いてみました。
例えば、『お』は『あ』に形が似ていてまぎらわしく、『を』と発音が区別しにくい。『し』は『死』を、『へ』は『屁』を連想させる。『ん』は発音がしにくいからといった説がありますが、実際は明確な理由がありません。
1955年に、ナンバープレートにひらがなを入れることが決まり、使用される文字の通達があったものの、その理由までは明記されていなかったからです。
『お、し、へ、ん』が使われていない理由については諸説あるものの、明確な理由は不明なのだそうです。
普段、何気なく目にするナンバープレートですが、背景を知ると見方が少し変わるかもしれませんね!
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]