「まだ生きてる!」 ゴミの山から見つかったのは…「信じられない」
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『お客様へ』 スーパーでみつけた貼り紙を、見ると…「笑っちゃった」「そういうことか」ぱんぽんた(myhome__since2022)さんは、訪れたスーパーで気になる貼り紙を発見したといいます。 トイレなどで見かける、精算済みではない品物を持ち込まないよう呼びかける、注意喚起の貼り紙だったのですが、よく見ると…?

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メキシコで、『動物のスーパーヒーロー』と呼ばれている青年がいます。
彼の名はザドリグマン。2018年に出会った愛犬を病気で失ったのをきっかけに、動物を救うことに目覚めた彼は、兄に「スーパーヒーローの衣装を作ってほしい」と頼みました。
理由は「若い人たちに、困っている動物を助けることはヒーローの行為だと伝えたいから」。
以来、ザドリグマンはスーパーヒーローのコスチュームを着て、犬、猫、鳥、爬虫類などたくさんの動物の命を救い続けています。
ゴミ箱の中から見つかったのは…
ザドリグマンは日々の救助活動をInstagramで発信しており、ある動画が大きな反響を呼びました。
ゴミ捨て場に置かれた大きなゴミ箱。中には大量の家庭ゴミが投げ入れられています。
市民から通報を受けたザドリグマンは、そのゴミ箱の中に自ら入り、何かを探し始めました。
そして彼が手を伸ばした先にあったものは…続きはこちらの動画をご覧ください。
「まだ生きている!」
そばで見ていた女性が声を上げた瞬間、ゴミの中から見えたのは…イングリッシュ・ブルドッグでした。
誰かにゴミ箱に放り込まれた後、気付かない人々が次々とゴミをその上から捨てていったのでしょう。
偶然その犬を見つけた男性が、ザドリグマンに連絡をしたそうです。
動画では動物病院に連れて行った後、犬がまるで「ありがとう」というように、ザドリグマンの顔を舐めています。
そのブルドッグはメスで、別の動画によると、ブリーダーが繁殖に使った後、出産できなくなったので捨てたとみられるとのこと。
この動画には、犬が救われたことへの安堵や、捨てた人への憤りなど、さまざまな声が上がりました。
・信じられない。なぜこんな残酷なことができるんだ?
・女性が犬に「あなたはゴミじゃないよ」といった瞬間、号泣した。
・涙と怒りが止まらない。このかわいい子を救ってくれて本当にありがとう。
保護された時、犬は心臓と関節に問題を抱え、歩くことも難しい状態だったといいます。
その後、治療によって健康が回復してまた歩けるようになったそう。
現在は地域の動物保護施設で穏やかに暮らしているということです。
悲しいことに、メキシコでは悪質なブリーダーによって繁殖に使われた後、捨てられる犬が絶えないといわれます。
ゴミに埋もれて動くこともできなかったブルドッグの恐怖と悲しみを想像すると、かわいそうで胸がはり裂けそうになるでしょう。
ザドリグマンは動物を保護するだけでなく、動物愛護の意識を高める活動にも積極的に参加しているといいます。
「動物を救うことをにすべてを捧げる」と話すヒーロー、ザドリグマン。
彼の活動が注目を集めることで、一人ひとりの意識が変わり、動物にとって優しい世界になることを願っています。
[文・構成/grape編集部]