白血病と戦う12歳のカップル 体調が悪化した彼女に贈った、ビデオレターに涙
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アメリカのニューヨークに住んでいる、12歳の少女・ステラちゃん。彼女は、『血液のがん』と呼ばれる急性リンパ性白血病を患っています。
急性リンパ性白血病は子どもの発症率が高く、いまだに原因は判明していません。ウイルスに対する抵抗力は低くなり、ステラちゃんは頭痛や吐き気、骨痛など多くの体調不良に苦しめられていました。
治療のため病院に通い、検査を繰り返す日々を送っていたステラちゃん。彼女はある日、病院で運命の出会いを果たしました。
この男の子はルーカス・ローくん、12歳。ステラちゃんと同じく、急性リンパ性白血病を患っています。
病院で出会い、またたく間に仲良くなった2人。痛みを伴う治療に耐え、同じ病気の苦しみを分かち合ううちに、気づけば恋に落ちていました。
「後から知ったんだけど、私たちはお互い一目惚れだったみたい」
ステラちゃんは嬉しそうに、そう話します。
病院内で、ゆっくりボードゲームをしてデートするのが嬉しくてたまらないそうです。外でデートできなくても、2人で一緒にいるだけで幸せなのでしょう。
体調が悪化したステラちゃんに、ルーカスくんは…
体調が日に日に悪くなってしまったステラちゃん。医者たちが検査をするも、原因はわからず…。ステラちゃんは、とても落ち込んでしまいました。
そんな彼女を見て、ルーカスくんは愛を込めてビデオレターを贈ることにしたのです。
ステラ、愛してるよ。
君と出会えて、僕は本当に幸せだ。
君は光のようで、僕をいつも笑顔にしてくれる!
僕は、君と一緒なら地獄だって歩いていける。
君はひとりじゃないよ!僕が、ずっと隣にいるんだから!
君が悲しんでいる時は、僕も悲しくなる。
頑張って、一緒に病気をやっつけよう!
落ち込んだ時は、思い出してほしい。
僕は、君と一緒なら地獄だって歩いてみせるってことを。
ずっと、君の傍で愛し続けます。
優しい笑顔で、メッセージが書かれたカードをめくるルーカスくん。彼の行動は、ステラちゃんにたくさんの元気を与えました。
「彼がいなかったら、ここまで治療は頑張れなかったかもしれない」
彼女の言葉から、ルーカスくんがどれだけ大切な存在なのか伝わってきます。治療にくじけそうになった時や、体調が優れない時…2人はお互いに支え合って生きてきたのです。
これから続くつらい治療も、2人ならきっと乗り越えていけることでしょう。いつか、陽の下でデートできる日が来ることを祈ります。