お盆に煙を浴びる犬 そのワケが?「泣けてくる…」
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お盆の風物詩といえる『迎え火』と『送り火』。一般的に、自宅で先祖を送り迎えする目印としてたく火を指します。
ぴよりん(@harepiyopiyo)さんの家でも毎年、お盆になると自宅で火をたくとのこと。
ぴよりんさんの家族で体調が悪い人がいれば「『迎え火』と『送り火』の煙を身体の悪いところに当てるとよくなる」といういい伝えに従って、煙を浴びるといいます。
2025年夏、家族の一員が煙を浴びる様子が、Xで注目を集めました。
健康への願いが込もった煙を浴びたのが…。
ポメラニアンのポチくんでした!
アウトドアチェアに座り、火の煙をお腹に受ける、ポチくん。安全面から、浴びる煙の量はごくわずかにしてあります。
心地よさそうにお腹を出し、煙を浴びて寝転ぶ姿は、飼い主さんへの信頼の証でしょう。
ぴよりんさんは「ポチの悪いところ、よくなれ~」とコメント。
Xの投稿には「飼い主に愛されている犬を見るとガチで泣けてくる…」「サウナ上がりに『ととのっている』みたいで、とてもかわいい」といった声が寄せられました。
ポチくんのお腹に煙を当てた理由を聞いてみた
grapeはぴよりんさんに取材を行い、ポチくんの体調や、煙を浴びさせた想いなどを聞きました。
――ポチくんの、体の悪いところとはどこでしょうか。
主に心臓や腎臓などです。
――体に煙を浴びていた際、ポチくんはどのような反応を示していましたか。
煙が落ち着いた頃に少しだけ浴びさせた程度ですが、写真の通り無表情でした。
――煙を浴びたことで、ポチくんの体調にどのような変化があれば嬉しいですか。
すぐに目に見えるような体調の改善はないかもしれません。ですが『迎え火』と『送り火』の煙を身体の悪いところに浴びることは、私が小さな頃から祖父母にいわれ続けた『おまじない』みたいなものです。
煙を浴びるのは、ぴよりんさんの家で代々続くならわしのよう。もしかすると、ぴよりんさんの家では、実際に煙を浴びて、体調がよくなった先祖がいたのかもしれませんね。
健康への願いが込められた煙と、家族の愛情を一身に受けた、ポチくん。
お盆の『おまじない』は天に通じ、体の状態もよくなることでしょう…!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]