ただハイレベルなコスプレじゃなかった… まさかの『真実』に「信じられない!」
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「現代に実在していたのか…」 鬼滅ファンを驚かせた1枚って?ズミ(@ZIII_FROM_ZUMI)さんが、漫画『鬼滅の刃』に登場する柱、宇髄天元のコスプレをXで披露し、7万件を超える『いいね』を集めました。

鬼滅・伊黒小芭内は実在した!? クオリティが高すぎるコスプレに「これは本物」2025年7月18日に公開された、漫画『鬼滅の刃』を原作とするアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』。同映画にも登場し、原作を通じてひときわ大きい存在感を放つのが、『柱』と呼ばれる最高位の剣士たちです。同年8月5日、ビスケ(@his_ke)さんは、そんな『柱』の1人にふんしました。
- 協力
- @LAY__X__
漫画やアニメ、ゲームなどの登場人物に扮する、コスプレ。
メイクなどで全く違う人物へと姿を変える、ミラクルな『変身技』には、思わず目を疑ってしまうこともあるでしょう。
Xでは、プロコスプレイヤーのLAY(@LAY__X__)さんが『変身』した、2人のキャラクターが話題になっています。
「同一人物による『鬼滅の刃』のコスプレ」
そんなコメントとともに公開された1枚が、こちらです!
ほ、本当に同一人物なのか…!
LAYさんが扮したのは、漫画『鬼滅の刃』の登場人物である、宇髄天元と、時透無一郎です。
筋肉質でがっちりとした宇髄天元と、小柄で華奢な時透無一郎。
体格はもちろん、身長まで全く違う2人を、見事に1人で演じていたのでした!
まさかの変貌ぶりに、驚愕する人が続出。投稿には16万件を超える『いいね』と、コメントが多数集まっています。
・この身長差…まさか、足を切りました?
・頭が混乱してきた。一体どうなっているの…?
・2人とも原作通りすぎる。これが同一人物なんて信じられない。
・振れ幅がすごい!三度見しました。
『鬼滅の刃』のコスプレについて、LAYさんに聞いてみた
grapeはLAYさんに取材し、今回の撮影に至った経緯や、コスプレのこだわりについて話をうかがいました。
――なぜ、コスプレのテーマに宇髄天元と時透無一郎を選んだのでしょうか。
アニメや映画で『鬼滅の刃』の作品内容を視聴し、この2人が特に魅力的に感じました。
作中ではほとんど接点がない2人ですが、『才能』についての表現や、宇髄の『派手さ』、時透の『儚さ』といった正反対の性質に引き込まれました。
そして、「もし2人が並んだらどんな感じなんだろう?」という純粋な興味が湧いてきたのです。
また、宇随についてはXでアンケートを取った際、フォロワーから「天元様が見たい!」と熱くご要望をいただいたことも理由の1つです。
時透は普段扮さないタイプのキャラクターだったので、「自分に再現できるのか…」と勇気がいりました。でも、彼の生い立ちや、切なくも温かいエピソードに強く心を打たれたので、コスプレに踏み切りました。
――撮影にあたって、特に苦労された点があればお聞かせください。
宇髄は198cm、時透は160cmと、身長差が約40cmほどあるので、その高低差に苦労しました。
筋肉のあり・なしといった表現は経験があるのですが、身長を操るのは初めてだったので、普段の倍の時間をかけて撮影しています。
2人が並んだ時のバランスは、等身に違和感が出ないよう時間をかけてこだわりました。
――衣装などは手作りされたのでしょうか。こだわりのポイントを教えてください。
衣装は手作りで、特に宇髄に関しては額当てについた宝石のサイズ感や並び順を意識し、宝石一つひとつを手作業で削っています。
武器と合わせて布や小物はアニメカラーで統一し、着彩方法や塗料の選別も含め慎重に製作しました。
完成した写真には、国内外から「このキャラクターが実際に自撮りをしたらこんな感じ!」という声が届いているようです。
衣装制作から撮影方法まで、真心を込めてこだわったからこそのリアリティなのでしょう。
ハイクオリティなコスプレが実現できたのは、原作へのリスペクトと、愛ゆえなのですね!
なお、LAYさんはコスプレ専門会社BOOSTの代表を務めており、XやInstagramでもコスプレの様子を発信しています。
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grape編集部]